突然ですが、皆様の中で空き家や空き部屋、別荘をお持ちの方は、いらっしゃいますか?実は、上手く活用することで、皆様のお小遣いにすることができます。
『何か怪しそう…』『変な植物でも栽培するのですか…』と思われるかもしれませんが、法律に触れるような危ないことは行いませんのでご安心ください汗
“Airbnb”というサービスを使うことで、皆様の不動産をみるみる内に宿泊所に変えることができ、そして収入をゲットすることができます。また、そんな都合良く不動産を持ってないという方でも、皆様の知識や経験を誰かに伝えるようなツアーや体験をこの“Airbnb”で行うことができます。
今回は、そんな皆様の持ち物をあっという間に現金化させることができてしまう“Airbnb”についてお伝えしていきます。何かビジネスや副業を始めてみたい、あるいは、自分の不動産や経験をマネタイズしてみたいという方は、今回の話がピッタリです。
それでは早速、今回の内容に入っていきます!
※動画で学びたい方にはコチラ↓↓↓
Airbnbってどんな会社?
まずは、Airbnbがどんなサービスを提供する会社であるのか、そしてどんな経緯で誕生したのか紐解いていこうと思います!
民泊と体験を繋げるAirbnb
Airbnbとは、2008年にアメリカで始りました、民泊やツアー、体験(エクスペリエンス)のプラットフォームを手がける会社です。と言われても『???』の方もいらっしゃると思いますので、もう少し分かりやすく説明していきます。
自分が持っている家の一部や空き家、別荘などを他人に貸し出すことを民泊と言います。
『自分の家や空き家に泊まってもらいたい!』『別荘を使ってもらって少しでも儲けが欲しい』という人に対して、『民泊を利用して泊まりたい!』『一風変わった場所に泊まりたい』という人が、このAirbnbに集ってくるのであります。
あるいは、観光地や名所のツアー、その土地の景色や文化を楽しめる体験を提供する人に対して、そのツアーや体験に参加したい人が集まってきます。
要は、Airbnbは、宿泊やツアーの体験などのホストと利用者を繋げる場所を作ってくれて、誰もがWinWinになっていきます。
宿泊先や体験を提供するホストは、利用者から利用料や参加費をいただけて、利用者は、一泊泊まる場所を確保できたり、ユニークな体験を味わえたりして、そしてAirbnbは、利用料や参加費の一部を手数料としていただきます。この三角関係によって、Airbnbは世界中各地で拡大していきました。
Airbnbが目指すビジョンとは?
今では、かなりの方々が利用し、日本国内でも広まったAirbnbです。しかし、創業した10年以上も前には、『見知らぬ人同士がお互いを信頼し合うことはない!!』と当初は、こういった見知らぬ人の家に泊まるなどのアイデアは、上手くいくはずが無いと言われてました。
皆様にもそのような状況を想像して欲しいのですが、もし今皆様が住んでいる家に、明日から全く知らない人が泊まりに来ます、となったら快く迎えることはできますでしょうか?
そう簡単に首を立てるに振ることはできないと思います。
しかしながら、創業から月日が流れ10年後には、ナ、ナント3億回近くもAirbnbにチェックインしています。Airbnb自身も実は、『何百万人もの見知らぬ人が、お互いの家に寝泊まりするようなアイデアが上手くいくはずがない!!』と考えていました。
そして、長年に渡ってホストやAirbnbコミュニティらにより、宿泊場所を提供する提供されてきましたがそのことで、Airbnbは2つの教えを手に入れることができました。
- 人は基本的に善良であるということ
- 私たちは99%同じであるということ
この2つの条件を満たすことができれば、Airbnbは、ただ単に寝泊まりする以上のものをサービスとして提供できると考えました。それだけに留まらず、Airbnbは、個人がどこに行っても所属できるような世界を想像しています。
アジアに居ようと、北米を横断しようと、地球の裏側に行こうと、どんなところに行っても、それぞれのコミュニティで『おかえりなさい』と言われるような世界を目指しているのがAirbnbであります。
2014年には、190カ国、600もの都市において、Airbnbを通じてサービスが提供されております。この会社が目指す、どこに行っても『おかえりなさい』と言われるような世界に向けて、着々と広まってきているのです。
Airbnbのビックリ仰天な歴史
今では、世界各地で泊まる所や体験を届ける“Airbnb”ですが、創業当初は、実は、今とはちょっと違う形でサービスを提供しておりました。何度も何度も試行錯誤を経た上で、今の形になっていきました。
という訳で、ここでAirbnbの誕生から世界に広まっていくまでの過程を見ていきましょう。
2007年、サンフランシスコのとあるアパートには、後のAirbnbの創業者である“ブライアン・チェスキー”と“ジョー・ケビア”の2人が住んでおりました。しかしながら、お互いにあまりお金を持ってないために、家賃が払えないという事態が発生しました。
普通なら、必死にバイトして稼ぐか、それとも家を手放すかの二択になるでしょう。ただ、2人が思い付いたアイデアというのは、自分のアパートに誰か宿泊してもらうというものでした。
皆様もお分かりであるかと思いますが、そうです!これが、Airbnbの元祖です。
さらに、お客様に宿泊してもらうにあたり、空気で膨らんでベッドになる、エアーベッド、朝食を提供することからサービスには、『Airbed&Breakfast』という名前が名付けられました。
鋭い勘をお持ちの方は、既にお分かりであると思いますが、このネーミングが後々『Airbnb』に変化していきます。そして、お客様を何とか集めることに成功し、無事に家賃を工面することができました。
2008年になり、この『AirBed &Breakfast』は、テキサス州で開催されたイベントに照準を合わせました。イベント会場周辺で、宿泊できる施設を提供してくるホストと宿泊してくれる人を繋げるために動き始めました。また、この時に、3人目の創業メンバーである“ネイサン・ブレチャージック”が、エンジニア担当として参加しました。
結果的に、テキサスのイベントでは、2人にしか使っていただけなく、しかもそのうちの1人は創業メンバーのブライアンによるものでした。ここでは上手くいきませんでしたが、彼らは、一切食い下がることはありません。
次に、コロラド州のデンバーで行われる民主党の全国大会に狙いを定めました。
この時は、丁度アメリカ大統領選挙に向けて、民主党の大統領候補には“バラク・オバマ”、副大統領候補には“ジョー・バイデン”が指名された時でした。あまりのオバマ人気に、当初予定していた聴衆よりも数が倍になる事が見込まれ、元の会場から8万人近く収容できる会場に変更になりました。
そのために、ホテルの客室不足が生じていましたが、彼らは、そこに目を付けました。その結果、『AirBed&Breakfast』から何とか80件予約を入れることができました。
ただ、当時は借金を多く抱えており、それを早急に打破していく必要性がありました。そこで、今度は、大統領選に向けてあるものを売り出すことにしました。皆様、驚かないでください。
な、ナント!“シリアル”を販売することにしました。
さらに、ただのシリアルではなくて、当時、大統領選の候補者として、民主党からは“バラク・オバマ”、共和党からは“ジョン・マケイン”が選出されており、この2人にちなんだパッケージデザインのシリアルを販売しました。
すると、驚くことに、3万ドル近くを売り上げることができました。(1ドル=100円とすると、日本円で300万円)シリアルの売り上げのおかげで、一時的には会社の危機を免れることはできました。
しかし、それも束の間、冬を迎える頃には資金に困り果てる事態になってしまいました。ただ、そんな時に彼らの状況が変化する出来事がありました。
スタートアップ企業に投資を行う会社である“Y Combinator”の共同創業者の1人である、“ポールグレアム”と出会い、そして支援していただくことになりました。そこから、流れは一転しました。
支援を受けつつ、宿泊施設を提供してくれるホストや泊まりにくるゲストの方は、どんどん増えてきました。
2009年の3月には、『AirBed&Breakfast』は、現在の『Airbnb』に変更し、さらに物件を部屋だけでなくアパート、一戸建て、別荘にまで拡大していきました。スタートアップ企業に関するニュースを扱うTechCrunchによると、当時Airbnbは、2500件もの宿泊施設の掲載があり、そして登録ユーザーは、1万人以上もいました。
2010年には、利用者がどんどん増加し、14万人ものゲストがAirbnbを利用しました。背景には、資金調達が順調に行ったこととiPhoneアプリ、「今すぐ予約」という機能がリリースされたことが大きな要因でございます。その後は、ドイツなど海外にオフィスを構えるなど、国際展開もますます拡大していきました。
2011年には、ゲスト数は、80万人を記録し、累積では合計約100万人ものゲストが利用したことになり、 予約数が全く無い頃や借金に悩んでいたのが嘘であるかのように、急成長を遂げていきました。
その後も、ブラジルのリオデジャネイロで行われた2014年のワールドカップ、2016年のオリンピックでも数多くのゲストを迎えることに成功いたしました。
また、単に宿泊者数を増やすだけでなく、ホストのための保証を手厚くすることも忘れませんでした。例えばホストの家が荒さたり、盗難されたりなど損害を受けた時に、保険が降りるようにしました。こうすることで、ますます宿泊施設を提供するホストしても参加しやすくなってきました。
そして、2019年にはなんと利用者が5億人も超えることになりました。
ここまで、Airbnbが成長していくまでのストーリーを見てきました。一番最初は家賃が払えないことから始まり、シリアルを売ってなんとか凌いだりと思わぬエピソードがありました。
ただ、途中で諦めることなく挑み続けたからこそ、現在は、世界中の多くの方々に利用されるようになってきたのかなと思います。創業者の3人の心意気には、リスペクトしかないですね。
※このように、成功者の歴史には思わぬ成功のヒントが隠されております。こちらの方の生涯も、皆様に大きなヒントを与えてくれます。
Airbnbの仕組み
Airbnbがどんな会社であるかは、ビジョンや歴史を見たことで、十二分にお分かりいただけたと思います。ここからは、Airbnbがどんな仕組みであり、ホストにしろ、参加者にしろどうやって利用していくか説明していきたいと思います。
また、Airbnbでは、宿泊場所の提供、体験の提供、2通りのサービスの提供を行っていますので、それぞれ解説を行っていきます!
Airbnb民泊の仕組みと手順
まずは、泊まる所を貸す人、あるいは、泊まりたい人がどうAirbnbを利用していけばいいのかお話ししていきます。貸す人の立場に立って説明していきますが、ざっくり宿泊してもらうための準備として行うことは、
登録前の事前準備
①貸す部屋を決める
②備品の準備、清掃
③消防庁・行政に届出を行う(許可を得る)
登録の過程
①Airbnbのアカウント作成
②部屋の登録
になっていきます。順を追って説明してまいります。
登録前の事前準備
①貸す部屋を決める
アカウント作成等の前に、泊まってもらう部屋を決めていきます。自分が持っている別荘や空き家であれば、特に、問題なく貸すことができるかと思います。
(あっ、他のご家族様への確認はお忘れなきように。後になって父が他人に貸すことに関して激おこプンプン丸になるなどトラブルがありうるので…)
ただ、賃貸の部屋やマンションの一室を民泊として他人に貸す場合に、少し問題が生じる場合がございます。
賃貸の部屋を他人に貸そうとするケースから説明してまいります。民法の612条において、人から借りている部屋をさらに別の人に貸す場合には、その大元の貸主の許可が必要であると定められています。
そのため、もし賃貸のお部屋を自分がいない時にAirbnbを使って貸そうとすると、元の貸主さんの許可が無いと違法になります。ですから、予め貸主さんに尋ねたり、事前に定められているルールを確認したりということが必要であります。
また、マンションの一室を他人に貸す場合には、そのマンションの管理規約、マンションごとで設けているルールを確認する必要があります。マンションでは、『ペット飼ってもいいです!』『ローラーシューズの使用禁止!』などルールありますが、『民泊はダメです』というルールが無いか確認する必要があります。
また、仮にマンションの規約で、“民泊禁止”ということが書かれていない場合でも、他のマンションに住む人からしたら、顔の見たことの無い人たちが年柄年中出入りしてますと不快に感じられる方もいらっしゃると思います。ですから、ご近所の関係も配慮しながら“民泊”を行ってくださればと思います。
また、このご近所に配慮することに関しては、マンションに限らず、民泊を行っていく物件では、全てに当てはまるかと思います。誰かに貸す際には、周りに住む方も気遣えますと、お互いに気持ち良く過ごせるかと思います。
②備品の準備、清掃
ホテルみたいなアメニティーやWifi、ドライヤーなどの備品を準備したり、清掃したりしていきます。特に、Airbnbからアニメティーや備品を用意することに関しては、マストという訳ではございませんが、やはり少しでも多くの方に来てくださるためにも必要であるかと思います。
タオルやシーツ、歯ブラシ、シャンプーといったホテルによくあるアニメティーやWifi、テレビなど設備を揃えていきます。ただ、何がなんでもホストが用意するという必要性は無いかと思います。
例えば、バスタオルは、持参してもらい、シャンプーやボディーソープは備え付けるみたいにすることもできるかと思います。泊まってくださる方が快適に過ごせるような設備をしっかり搭載していけば、充分に人がやってくるかと思います。
また、キッチンや洗濯機、バスルームなどを使用してもらう時に、共同利用になる場合は、その事を記載しておくとゲストの方も利用しやすいかと思います。
③消防庁・行政に届出を行う(許可を得る)
部屋の準備を終えましたら、いよいよAirbnbに登録!の前に、まだやらなければならないことがございます。『えっ、まだ何か手続きあるんですか?』『いい加減、Airbnbに登録させてくれ!』と思われた方もいらっしゃると思いますが、欠かすことのできない非常に大事なことがございます。
“民泊”を行う際には、消防法令適合通知書を交付され、それから旅館業法の許可をもらう、又は住宅宿泊事業法の届出を行っていく必要があります。恐らく、難しい言葉が並んでてんてこ舞いになっている方が、大多数であると思いますので、もう少し分かりやすく説明していきます。
まずは、お部屋の消防設備に関して近くの消防署にチェックしてもらい、消防設備に問題無く整っていることを示す証明書、いわゆる消防法令適合通知書をいただきます。その後は、お役所に書類を提出していくことで、やっと民泊の開業が認められます。
お役所に書類を提出していくパターンとして、旅館業法の許可をいただくか、あるいは住宅宿泊事業法の届出のどちらかを行う事で、民泊を行うことができます。
旅館業法の許可のケースから説明していきます。こちらでは、各都道府県、あるいは特定の市に書類を提出し、保健所の職員による施設の検査を受けて、問題なければ、民泊として営業できます。
一方で、住宅宿泊事業法の届出によって民泊を始める場合には、こちらも、必要書類を提出していくのは、旅館業法のパターンと同じです。しかし、お役所の窓口に行かなくても、ネットでの申請も可能でございます。さらに、民泊開業にあたり、旅館業法のような保健所の職員がやってきて施設の検査はありません。
(ただし、民泊開業後に立ち入り検査が行われる場合もあります。)
ですから、間違えずに必要事項を記入した書類を出してしまえば、民泊としてスタートできるので、旅館業法による許可を貰うよりよりかは、気楽に始めることができます。
ただ1つだけ、住宅宿泊事業法の届出で始める時のデメリットをあげるなら、営業日数です。
住宅宿泊事業法の届出では、民泊として営業していい日数は、1年間で180日と上限が定められています。旅館業法による許可では、365日フル稼働でも問題はありません。
自分が別荘を使わない時にちょっと貸すのであれば、気軽に申請できる“住宅宿泊事業法の届出”でいいかと思います。ただ、毎日誰かにホテルのように泊まらせるのであれば、旅館業法による許可をもらう必要があると思います。
Airbnbに登録するまでの下準備の説明が、かなり長々となりました。ここまで解説にしましたのも、もし、無許可・無申請、あるいは法律に反した状態で民泊を行ってしまいますと、罰金、ないし下手すると檻の中に行く可能性があるからでございます。手間が大分かかるかもしれませんが、確実に行うようにしていきましょう。
むしろ、ちゃんと届出を行っていることが、利用者に対して安心感をもたらして、沢山利用者がやってくることに繋がっていくと思います。また、こちらで説明しきれなかったこともございますので、下記サイトを参考にしてくださればと思います。
民泊を行う際の消防法関連の情報
⇒https://www.fdma.go.jp/mission/prevention/suisin/post20.html
民泊を行う際の届出に関する情報
⇒https://www.mlit.go.jp/kankocho/minpaku/index.html
※国家戦略特区法の認定を受けることでも、民泊を始められます。しかし、こちらは東京都大田区や大阪府など地域限定であり、大変レアなケースですので、今回は説明を省略させていただきました。
登録の過程
お待たせしました。事前準備の説明が超ボリューミーになりましたが、Airbnbへの登録自体は簡単にできてしまいます。
①Airbnbのアカウント作成
アカウントの作成には、個人情報を入力していきます。名前、メールアドレス、電話番号等の必要事項を記入していきます。
②部屋の登録
皆様が貸したい部屋の情報を入力していきます。お部屋の住所、部屋のタイプはどのような形であるのか入れていきます。ホストと寝泊まりを共にするような形か、1階でホストが寝泊りして、空いている2階の部屋を個室として貸すのか、あるいは、別荘や空き家などを一軒丸々貸すのか、記入します。
後は、泊まれる人の数やベットの数、アメニティ、Wifiやドライヤーなど設備の有無を入れていきます。
そして、お部屋の雰囲気が分かる写真をアップロードしていきます。お風呂やエアコンなど設備の分かる写真があると、利用者も安心するかと思います。
次に、物件を説明する魅力的な文を書き入れていきますが、その際には、前述の消防法令適合通知書やお役所の許可をいただいている事も忘れずに入れていきましょう。
最後に、『〇〇駅から徒歩7分!Wifi完備富士山の見える個室』など人を惹きつけるような物件名を入れて完了です。後は、予約が来るのを待つだけです。
泊まりたい方は、AirbnbのHP、又はアプリより泊まってみたいお部屋を探し、気に入ったのを予約していきます。
HPの場合
アプリの場合
ホストとゲスト間の決済は、事前払いでクレジットカード、又はApple Pay、Google Pay、Paypalを選択することができます。また、急遽キャンセルする時は、各ホストごとにキャンセルポリシーが設けられていて、〇〇日前なら全額返金可能という形になっております。
そして、利用する当日。
ホストの方に部屋まで直接案内を受ける場合や、またはホストの方が不在で、お部屋のカギが暗証番号の付いたケースに入っている場合もございます。チェックインの時間やカギの受け渡しについては、泊まる前によく確認し、分からないことがあれば直接ホストの方に聞くようにしていきましょう。
一通り、どうやってAirbnbで民泊を提供するか、または利用するか説明してまいりました。ホスト(提供側)は、もしかしたらちょっと面倒な手続きを踏まなければならないですが、一度手続きを終えてしまえば、後はゲストの方を迎え入れるだけであります。
ですから、上手く民泊を行っていけば、自らが極力動かなくて済む、不労所得化も可能になっていきます。そんなAirbnbで自分の家を不労所得化していくヒントは、後ほど紹介していこうと思います。
※Airbnbの民泊に関して、儲けるポイントをまとめた記事がございます。アフターコロナこそ、大いに稼いでいくことのできる可能性がございますので、少しでも気になった方は、ご覧ください。
Airbnb体験(エクスペリエンス)の仕組みと手順
では、次にAirbnbを通じて、どうやって体験を提供していくか、あるいは参加していくかを説明していこうと思います。そもそもこの体験とは、地域特有の歴史や文化を学べるツアーであったり、実際にその文化を実体験したりするような試みが含まれます。
具体例を挙げると、
- 着物を着て、東京の名所を周ったり、写真撮影したりするツアー
- 京都で伝統的な織物の機織り体験
- 沖縄でマングローブをカヤックに乗って巡るツアー
など、面白い体験がいっぱいございます。
そんな体験を提供していく方法を説明していきます。
①面白い体験を検討する
まずは、Airbnbに登録!ではなく、“民泊”の時と同様に、下準備をしっかり行っていきましょう。どんな体験を行うか、考えていきます。
考える上で重要なポイントは、専門性、「中の人」のアクセス、つながりの3項目をしっかり考えていく必要があります。
『好きにやらせてくれよ!』、『なんでもいいじゃ無いか!』と思われる方もいらっしゃると思います。ただ、実は、Airbnbでは、体験を提供していくのに審査を通過する必要があります。そのため、適当な内容のツアーや体験企画では、審査が通らない場合がございます。
先ほど挙げた、専門性、「中の人」のアクセス、つながりは、Airbnb自身が重要視しているポイントでございます。
それぞれのポイントを説明していきますと、“専門性”は、その名の通りその道を極めていることが求められます。例えば、書道体験を提供したい場合は、単に『書道好きが教えます!』では弱いです。
『何十年も書き上げていて、有段者で○段、こないだ都内で展覧会を開いた!』のように、この人はその道を極めている人と分かるようでなければなりません。ただ、そうなると達人みたいなスキルが無いと審査を通ることができないのではと思われるかもしれませんが、ご安心ください。
個人的な思いであったり、ストーリーを書き加えたりして、こんな体験を提供できる唯一無二な存在であると示すことができれば、この専門性という点をクリアしていくことができます。
「中の人」のアクセスでは、通常の観光では行くことのできない場所に連れていくことができるかということです。具体的には、限られた人しか入れない秘密の場所や知る人ぞ知る穴場スポット、あるいは、定番のスポットでも一部の人しかしならない楽しみ方など、つまり、他では味わうことができないオリジナル性が求められます。
つながりでは、いかに参加者の方と交流するかになります。これはただ単に、会話ができればいいというわけではございません。参加者のアレルギーや安全、予期せぬハプニング、他の参加者同士の交流など、配慮していく必要性がございます。
これら3つを満たす事を意識して、体験を考えてみると、Airbnbの審査も通過するだけでなく、その後も沢山のお客様を呼び込むことに繋がるかと思います。
『とは言っても、何やったらいいですか?』『私、専門的なものを持っていない』という方もいらっしゃると思いますので、後ほどAirbnbでどんな体験を提供してみたらいいか、具体例をお教えいたします。
また、2点注意してほしいことがございます。
1点目は、体験の内容によっては、許可が必要な場合がございます。例えば、ホストが自宅で昼食を作り、それを提供するような場合には、食品衛生法上の飲食店の営業許可が必要になる恐れがございます。
各自治体によって扱いが異なりますので、『ちょっと自分の体験は引っかかるかもな…』と思いましたら保健所等に確認していただければと思います。
2点目は、保険についてです。体験の時に、参加者に何か起こった時には、Airbnbの「体験補償保険」によって補償されます。ただ、気をつけて欲しいのは、ホストが持ち物が壊れたり、盗まれたりした時、あるいは、航空機を利用したり、バンジージャンプのような過激な体験には、Airbnbの用意する保険の適用外となりますのでご注意ください。
②体験内容を入力する
どういう体験をしていくか決まりましたら、いよいよAirbnbに掲載していきます。
そのために、体験を紹介する文や写真、必要事項を記入していきます。そして、各項目が埋まり、提出しますと審査に入ります。晴れて審査が通りましたら、参加者から予約を集めることができます。
体験に参加したい方は、宿泊の時と同様に、AirbnbのHP、又はアプリより参加してみたい体験をチェックしていきます。
HPの場合
アプリの場合
体験内容や注意事項、開催日程をよく読み、予約していきます。決済が完了いたしますと後は、体験当日を楽しみにするのみです。
このように、Airbnbでは、民泊だけでなく、普段の生活では決して味わうことのないような体験を提供したり、味わったりすることができてしまいます。また、ホストにいたっては、民泊のように複雑な手続きが不要で、かつ初期投資が掛からないので始めやすいのかなと思います。
※Airbnbが求めている体験に関する情報
⇒https://blog.atairbnb.com/the-3-pillars-of-a-quality-experience-ja/
※Airbnbの「体験補償保険」
⇒https://www.airbnb.jp/d/experience-protection-insurance
オンラインでも体験できる
Airbnbの体験についてお話してきましたが、現在(2021年時点)、新型コロナウイルスの影響もあり、人と関わったり、外に出回ったりことは難しく、体験を行いにくいかと思います。それでも、Airbnbでは、オンラインを通じて体験をすることができてしまいます。
では、このオンラインの体験ですが、ホストにしろ、ゲストにしろ、どうやって行っていくかご説明いたします。
オンライン体験では、皆様もご存知のビデオ会議サービスの“ZOOM”を使って、ホストとゲストでやり取りを行っていきます。また、ホストが体験を提供する際に、オンライン体験でも審査を通過する必要がございます。
前述の体験を行うにあたってAirbnbが重要視している、専門性、「中の人」のアクセス、つながりは、このオンラインの体験でも無論重要視していく必要性がございます。
さらに、直接対面するのではなく、“ZOOM”を通じてリモートで行うという点も考慮していく必要性がございます。単に視聴するだけでなく、参加者がリモート越しでも参加できるような工夫をしていく必要もあります。
例えば、オンラインツアーならクイズを交えてもいいですし、クッキングならZOOM越しに皆一緒に材料を用意して調理するのもいいですね。こんなコロナ禍でも、オンラインを通じて今までに魅力的な体験を提供することも、それに参加することもできてしまいます。
また、ZOOMを単に仕事の会議や打ち合わせだけになく、このように人との交流や体験を味わうために使っていくのもまた面白いかと思います。
※Airbnb体験(エクスペリエンス)に関してですが、実は、コロナ禍の間には、オンラインでの体験がカナリ激アツで驚きのデータがございます。詳細に関しては、こちらの記事で紹介しております。
具体的な起業プラン
ここまで、Airbnbがどんな会社であるかを見ていき、そして皆様には、サービスの仕組みまでも学んでいただきました。『ちょっとAirbnbチャレンジしてみたいな~♪』という方も増えてきたのではないかなと思います。
そこで、実際に、Airbnbをどう活用していくか。そして、どうやって自分のビジネスにしたり、不労所得にしたりしていくか、具体的なプランをお話ししていこうと思います。
①別荘で不労所得ゲット!
まずは、Airbnbで別荘を活用していく方法です。とは言っても、『別荘持ってます!』という方は、なかなかいらっしゃらないかと思います。
(もし、いらっしゃいましたらご連絡を!笑)
自身で持っていたり、おじいちゃんおばあちゃんが持っているような方は、よくよく読んでいただければと思います。また、持ってない人でも、今回紹介する活用方法は、他の所でも応用できると思いますので、参考にしていただければと思います。
さて、別荘になりますが、年がら年中ステイするというわけではなくて、実の所放置されているのではないでしょうか。そんな時に、このAirbnbを上手く使って行けば、別荘に自分がいなくても、不労所得が入ってきてしまうかもしれません。
まず、前半紹介した通り、備品を備えたり、お役所に申請したり、Airbnbに登録していくための下準備をしていきます。そして、別荘に家主が居なくても、ゲストの方に民泊を提供するために“あること”を行っていきます。皆様は、何だと思いますか?
そうです、自分の代わりに管理してくれる人を探します。
いわゆる「家主不在型民泊」を行っていくために、住宅宿泊管理業者に管理を委託していきます。『ジュウタクシュクハクカンリジギョウシャ??』と多くの方が聞き慣れない言葉が飛び込んできました。
住宅宿泊管理業者とは、予約管理、部屋の清掃、緊急時の対応など、Airbnbで民泊を提供する人がやることを代行してくれます。
管理を代わりやってもらうことで、ご自身でやることは特に無く、利用してくださり、利用代金が自分の手元にやってくるのを待つだけであります。
(また、業者にお役所への申請や備品の設置までも丸投げすることもできます。いや~便利ですね)
ただし、管理を代行してもらうことでは、デメリットもあります。管理の代行には、手数料がかかります。手数料として、売り上げの10%から35%引かれ、しかも清掃料金は追加料金になる場合があります。そうなると、折角自分の別荘を誰かに使ってもらえても、自分の取り分が少なくなったり、下手したら赤字になってしまいますので嫌ですよね。
ですから、もし自分の別荘を、管理の代行をさせつつ、誰かに貸す場合には、事前に『俺の別荘、1泊こんくらいの額で貸して、お客様は大体毎月このくらいは来て、手数料を引いた利益はこのくらいか』と見積もりをしっかり行っていく必要があります。そうすることで、自身が居なくても、別荘が自分のお財布を潤す存在、不労所得になっていきます。
ここまで、別荘の活用法をお伝えいたしましたが、『いや当てはまらないです!』『別荘なんか持っておらんで!』という方が、ほとんどであるかと思いますが、こちらの方法はどうでしょうか。
②自宅の空き部屋を有効活用
もう、子供が自立して家を出て行って、空き部屋があるという方もいらっしゃるのではないでしょうか。そんな空き部屋も、Airbnbを活用することでお小遣い化していくことができます。
手順は、前半お伝えした通りで、備品を備えたり、お役所へ申請を行っていきます。また、自宅の空き部屋を使っていくということで、皆様とゲスト(お客様)が一緒に寝泊まりすることになります。
ですから、キッチンやお風呂、トイレに関して予めどう利用するか決めておく必要があるかと思います。例えば、ゲストは、2階のトイレを使用、お風呂は、夜だけ使用◎みたいにルールを決めることで、お互いに気持ちよく過ごせるかと思います。
後、忘れてはならないのは、子供さんのお部屋を誰かに貸す場合には、しっかり確認を取ったり、大切なものは厳重に保管したりするようにしましょう。
(後々、子供さんとトラブルになってしまっては、非常にもったいないので…)
Airbnbでの登録が終わると、いよいよ稼働開始です。子供が旅立った寂しさを忘れて、ゲストさんと触れあったり、楽しんだりすることができるかと思います。
具体的なAirbnbの活用方法(民泊編)をお伝えしてきましたが、工夫一つで皆様の別荘や自宅の部屋をお小遣いに変えていくことができてしまいます。ただ、『人を泊まらせる部屋ないですよ!』『別荘何か夢のまた夢じゃ…』という方は、“体験”を提供してみるのはどうでしょうか?
③職業を活かした体験
Airbnbでは、体験も提供できますので、ご自身の職業を上手く活用してみるのはいかがでしょうか。皆様にとっては、日々当たり前のようにやっているお仕事でも、他の人からしたら疑問に思っていることや不思議に感じることはあるかと思います。
体験の始め方については、前半にもご説明いたしましたが、計画を立案して、Airbnbに提出し、審査を通れば、晴れて参加者を募り、体験を行うことができます。
では、具体的にどんな仕事がどんな体験になっていくかお伝えしてまいります。
例えば、農家の皆様。すごいベーターな発想であるかと思いますが、収穫体験なんかを行うことができると思います。また、ただの収穫体験に留まらず、その後の仕分けの仕方や出荷するまでの過程までも体験に組み込むことで、参加者が農家さんの裏側を知ることができ、楽しいのではないでしょうか。
違う例を挙げますと、飲食店を営んでいたり、勤めている方。現在(2021年時点)は、コロナ禍でなかなか売り上げ大変だと思います。でも、お店のメニューの作り方をオンラインで教えるような、料理教室というのはどうでしょうか。参加者の方には、美味しい料理を食べてもらえますし、お店のことも知ってもらえるので、まさにオイシイ体験ではないでしょうか。
また、コーヒーや紅茶など、飲み物を提供するお店にお勤めでしたら、おすすめの銘柄を教えたり、美味しい淹れ方を紹介するのはどうでしょう。参加者の心も体も温まるような体験になっていくのではないでしょうか。
さらに、日本の“食”に関しては、海外ではかなり人気が高いので英語を交えながらオンラインで紹介していくのも面白いと思います。
今回紹介した、体験例は一部でありますが、皆様の普段のご職業や趣味なんかをちょっと工夫することで、人々の心を鷲掴みしていく体験になり、一種の副業として持つことも可能になっていきます。Airbnbは、本当に可能性をどんどん広げてくれる存在ですね。
④スキルが無くてもできるAirbnbの穴場
ここまで、Airbnbを利用した民泊や体験の具体的な方法をお伝えしてきました。ただ、皆様の中には活用できる部屋も別荘も、そして職業も持っていないためにちょっと落ち込んでしまっている方もいるかと思います。
でも、安心してください!こういうのもアリだと思います。
ここまで一通り民泊を始める方法や体験を始める方法をお伝えしてきました。ただ、人によってはAirbnbを始めたくても、手続きを面倒に感じたり、清掃をためらったり、あるいは、オンライン関係を使いこなせないという方もいらっしゃるでしょう。
そんな方をサポートしたり、代行したりするのも一つの手であると思います。
例えば、清掃が面倒と感じる民泊のホストの方がいらっしゃると思います。そんな方から、清掃を請け負っていくのですが、ただ自分自身が掃除をやってしまうのでは、掃除のアルバイトと変わりません。
そうです、清掃が面倒と感じるホストと清掃会社を繋げていくのはどうでしょうか。ホストの家は綺麗になりますし、清掃会社も仕事がもらえます。そして、二者を繋げるご自身は手数料をもらって行きます。
たとえ自分で貸すことのできるお部屋や別荘を持ってなくても、Airbnbで民泊を行う人のサポートによっても、ご自身のビジネスや副業を作っていくことができてしまいます。
まとめ
前半は、Airbnbがどういう会社あるか、後半は、民泊や体験をお客様に届けていく具体的な方法をお話ししてまいりました。Airbnbによって、皆様のお部屋や別荘などの不動産、あるいは、知識や経験を自分だけのビジネスや副業にすることができます。
皆様の中には、あまり活用していなくて、眠っているものが何かしらあるんじゃないでしょうか。眠ったままでは、非常にもったいないと思います。
Airbnbでは、そんなものを活用することができて、しかもお客様を喜ばせられて、さらにはお金をいただくことができてしまいます。『俺のこの仕事、誰かに伝えたら面白いんじゃね?』『私の先祖の空き家が使えるかも』など、少しでも行けそうだなと思われましたら、是非チャレンジしていただければと思います。
最後までお読みくださりありがとうございました。
※この記事を読んで少しでも『タメになった!』『なるほどな!』とお思いでしたら、シェアいただけますと幸いです。今回の内容を1人でも多くの方に届けていけたらと思いますので、ご協力いただけますとMr.M一同大変嬉しいです。
【先着100名限定】毎月30-40万円を生む自動化キャッシュフローを構築する極意を完全無料公開!
ここまで記事をお読みいただいた皆さんに朗報です。今回、完全無料の特別プレゼントをご用意しました。本来、9980円相当で提供している「毎月30-40万円を生む自動化キャッシュフローを構築する極意」に関するスペシャルセミナーを先着100名限定で無料プレゼントします。
皆さんの中でも次のいずれかに当てはまる人は必ずチェックしてください。
- 会社員の給料とは別の収入源が欲しい
- 自分の強み、才能が100%発揮される稼ぎ方を始めたい
- 売上を伸ばしつつ、自由な時間を謳歌したい
- ビジネスを自動化して、海外に行きまくるライフスタイルを始めたい
今回プレゼントするスペシャルセミナーは、そんな皆さんの願望実現に近づくことができる内容です。簡単に内容の一部をシェアすると、
- 毎月30-40万円を生むデジタル不労所得を構築する黄金フォーミュラ
- 多くの人がハマる副業トラップの真相
- コロナ禍に急成長した謎の市場
- 遺伝子上収入が上がりづらい状態から抜け出す極意
です。
そして、セミナーの講師を務めるのは、海外複数社経営し、複数のデジタル不労所得の構築に成功した河本真です。22歳の時にYouTubeによるビジネスの仕組み化に成功し、それ以来2019年まで海外を家族で飛び回るライフスタイルを送り、現在は北米に滞在しています。過去には、TV出演や雑誌掲載の経験があり、さらに、あのビル・ゲイツさんやスティーブ・ジョブズさんの登壇経験のあるTEDに登壇した経験もあります。
※河本真「TED」登壇の模様
河本真は、自身の自動化キャッシュフロー構築の経験を踏まえて「ポケットビジネススクール」というビジネススクールで、メンバーにビジネスマインドやノウハウを伝授しています。実際に彼から直接アドバイスを受けて実践してきたメンバーは、収入アップなど嬉しい成果を出しています。河本真から教えを受け、理想を叶えたメンバーの声をまとめたスペシャルPVを特別公開しますのでぜひご覧ください。
※理想を叶えたポケビジメンバーボイス
今回のスペシャルセミナーでは、実際に自動化キャッシュフローを構築してきた河本真より、構築方法を完全無料で学べるビッグチャンスです。なお、セミナーの無料プレゼントは、先着限定100名で締め切ります。本来、有料で提供している内容ですので、無料で公開するのは正直厳しいです。しかし、皆さんには自動化キャッシュフローを構築して、願望実現に近づいて欲しいことから無料でプレゼントすることに決めました。
定員に達し次第、プレゼントは消滅します。プレゼントの受け取りを希望される方は下記バナーより受け取りください。
【先着100名限定】超有料級-デジタル不労所得構築術を完全無料でGETする↓