皆様は、「不労所得」という言葉を耳にしたことがございますでしょうか?『働かなくても、収入が入ってくるやつですね!』『楽ができるやつですね!』『いや、ちょっとそれは怪しいかも…』とそれぞれで様々なイメージをお持ちであるかと思います。
「不労所得」とは、簡単に言いますと「自分が汗水垂らして必死に働かなくても、勝手に自分の手元に収入が入ってくるもの」であります。また、「不労所得」には、いくつか種類がありまして、皆様も『不動産投資?』『株式投資?』『仮想通貨?』など様々な「不労所得」をご存じであるかと思います。
今回は、そんな「不労所得」の作り方にフォーカスしていきますが、前述の「投資」のようなことは一切行わない、デジタル不労所得というものを紹介していきます。いわゆるネット上に不労所得となるものを作っていきます。
分かりやすく申し上げますと、「ネット上に、皆様お手製の自動販売機」をどんどん置いていきます。この方法によって好きな時間に、好きな場所で不労所得を構築していくことができます。例えば、綺麗な白い砂浜と透き通った青い海のそばで行っていくことも充分可能です。
そんなとっておきの方法を紹介いたしますので、最後までお読みいただければと思います。
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目次
時間も場所も自由!?デジタル不労所得の実態とは?
まずは、今回紹介していく「デジタル不労所得」とは、何なのか説明していきます。「デジタル」は、説明するまでもないと思いますが、「不労所得」という言葉を見ますと、もう一つピンと来る方もいらっしゃれば、そうでない方もいらっしゃるかと思います
「不労所得」とは、「自分自身が極力働かなくても、自動的に収入が入ってくるもの」であります。皆様の中では、不労所得という言葉を聞きますと、不動産投資や株式投資、預貯金の利子、そして自動販売機などをイメージされるかもしれません。
しかしながら、今回取り上げた不労所得の例の中でも、全くの労力0というのは、なかなかないかと思います。例えば、不動産投資でしたら、家賃収入を通じて、ご自身が働かなくても、誰かに部屋を貸すことによって収入を得ることができるかと思います。
しかしながら、不動産投資ですが、思っている以上に労力がかかっていきます。家賃が自動的に入ってくるようなシステムを作るためには、まず、マンションやアパートを持っていることが必須条件であります。
さらには、他人に貸すためには、お役所に届け出を出したり、リフォームを行なったりして、最終的には、入居者を見つけなければならないの手間暇がかなりかかります。また、入居者が退去した際にも、新たな入居者を探したり、部屋のクリーニングをしたりなど、結局、全体的に労力がかかっていきます。
また、入居者が見つからなければ、その間の収入は途絶えてしまいます。ですから、不動産投資は、皆様が思っている以上に労力がかかり、場合によっては収入が入らない場合のある不労所得であります。
一方で、株式投資でしたら、買い株を選ぶだけですし、あるいは、預貯金は、銀行に預けるだけですので、もっと楽に収入をえていくことができます。しかしながら、株式投資だけ、預貯金の利子だけで生活するとなるとある程度大きなお金が必要となります。
例えば、年間の利回りが3%の株を100万円買っても、年間ではプラス3万円にしかなりませんので、株式投資だけでは生活は厳しいかと思います。また、銀行の預貯金も、2021年時点で、日本の多くの銀行の普通預金の金利は、0.001%で、ネットバンクでもせいぜい0.1%であります。
例えば、10億円を金利0.1%の銀行に預けても、100万円にしかならないので、預貯金でも生活することが厳しいのが現状です。
そこで、今回勧める不労所得は、デジタル不労所得であります。ネットやSNSなどITを駆使して、オンライン上でスモールビジネス(デジタルスモールビジネス)を行なっていきます。もう少しわかりやすく申し上げますと、ネット上に自動販売機を置くようなイメージであります。
例えば、皆様の体験談や、皆様が培ったてきた知識や技術を電子書籍や動画などにまとめて、HPを通じて販売していきます。お店のレジで販売するのとは違い、ネットで販売することでお客様が勝手に見つけて、勝手に決済を行なってくれます。
皆様が身近にある飲み物の自動販売機も、いちいち店員さんが出てくるわけでは無いと思います。勝手に見つけて、お金を入れると、ジュースが出てくるかと思います
そんな自動販売機をオンライン上に作っていくのが、今回紹介するデジタル不労所得であります。皆様のコンテンツをオンライン上の自動販売機(販売サイトなど)に詰め込んで、あとはお客様に買っていただくのを待つ形になります。
このデジタル不労所得の特徴ですが、好きな時間に、好きな場所で行えるという最大の特徴であります。自分でオフラインのお店を開くとなりますと、どうしても営業時間に縛られることになります。
しかしながら、オンライン上では、営業時間に関係なく、自分の好きな時間に商品やサービスを作ることができます。会社終わりに1時間、家事・育児の合間に1時間、学校の授業後に1時間など、好きな時間に行うことができます。
さらに、販売に関してもオンラインでの決済は、自動で行うことができるため、時間を気にする必要はありません。息子と遊んでいる時間でも、オンライン上では、皆様の商品やサービスが自動的に購入されていきます。
また、場所に関しても、オンラインで完結するため、どこで商品やサービスを作っても問題ありません。沖縄の白い砂浜を見ながら、自身の電子書籍を執筆したり、ニューヨークのビジネスマンで賑わうカフェで自身の動画を編集したりなど、場所にも自由が効くのが特徴であります。
最短最速でデジタル不労所得を構築するポイント
何となくデジタルスモールビジネスを行うことであったり、オンライン上に自動販売機を作って行ったりするイメージが湧いてきているかと思います。ここからは、デジタル不労所得を作っていく上で、意識しすべきポイントをピックアップしていきます。
今回紹介するポイントを知ってビジネスを行うか、知らずにビジネスを行うかで生まれる成果は雲底の差になっていきます。しっかり取り入れていただき、やったことが「報われる」ビジネスにしていただければと思います。
デジタル不労所得を作る上で大きく意識すべきポイントは、2つございます。
- 世の中の流れを見る・予想する
- 人がお金を払う理由を知る
1.世の中の流れを見る・予想する
まず、1つ目に意識すべきポイントは、世の中の流れを見る・予想することであります。無論、単なる思い付きでビジネスを始めるのもいいですが、確実に結果を出していくためには、世の中の流れを見て、これからどうなるか予想した上でビジネスを立ち上げて行った方が上手くいっていきます。
例えば、2020年の世の中の流れになりますが、皆様のよくよくご存知の通り、新型コロナウイルスの感染拡大により、大きく変化がありました。テレワークの導入、ソーシャルディスタンス、消毒・検温など私たちの日常は、大きく変化していきました。
それに伴い、ニュースでは、『〇〇会社倒産!』『〇〇会社決算大赤字!』みたいなニュースを目にする機会が多かったと思います。確かに、世の中には、厳しい選択を迫られた業界もあったかと思います、しかしながらこのコロナ禍でも伸びた業界は、いくつもございます。
そんな2020年に伸びた業界のグラフは、上記になります。中でも、注目して欲しい業界ですが、「駐車場」でございます。この様子を見て皆様でしたらどんなビジネスを行っていきますか?
『駐車場業界が伸びているなら、自分もマネするか!』『駐車場は、今からでも儲かる!』と思われた方がいらっしゃるかもしれません。確かに、これから駐車場を始めることで儲かるかもしれませんが、2020年より前から駐車場を始めた人と比べ、最近伸びてきてから駐車場を始める人は、大きな恩恵を受けにくいです。
やはり、業界がこれから伸びるという前にビジネスを仕掛ける必要がございます。しかしながら、この駐車場業界が伸びているという状況を生かすことも可能であります。例えば、駐車場で儲けている人を集めたコミュニティーを作るのも1つの選択肢であります。
駐車場業界は儲かってきておりますので、そんなコミュニティー作成も行いやすいかと思います。このように、伸びている業界に正直に参入するのではなく、その業界の副産物を狙うビジネスも儲かりのポイントであります。
また、世の中には、儲かっている業界もありますが、あまり知られていなかった、普通の人が気づかないような穴場となる業界や市場もあります。例えば、先ほどのグラフに戻りますが、2020年は、ゲーム市場が伸びていきました。
この状況を見て、『じゃあゲームを売るか!』『ゲームの中古の転売なんかもアリだね!』と思われたかもしれません。無論、既にやっているようなビジネスを真似っこするのでも儲けることは、できるかもしれません。
しかしながら、同じことを行っても利益には限界があります。他の方も真似する可能性がありますので、儲けはあまり出ないかもしれません。そこで、この伸びているゲーム市場で、より大きく儲けるには、一捻りが必要です。皆様だったら何を行いますか?
伸びている市場に乗っかるビジネスの一例でありますが、どんなゲームが売れているのか情報を共有するコミュニティーも1つの手であります。ゲーム市場の伸びに乗じて、ゲームを売る人がますます増えてくるため、それを見越したビジネスであります。
このように、人の真似っこのビジネスを行うのではなく、世の中の流れや事実を見て、穴場となっているような場所を見つけビジネスを行っていくことこそが、大きな儲けに繋がっていきます。
さて、ここまでは、2020年の世の中の流れを見た上でビジネスを行っていく、あるいは、デジタル不労所得を構築していく上での重要なポイントを見ていきました。早速ですが、今この場で皆様にも2020年の世の中の流れを見た上でどんなビジネスができるか考えていただけたらと思います。
この「問い」を考えることで、皆様のビジネス力・ビジネスセンスを高められますので、少し立ち止まって考えていただければと思います。
ビジネス力を高めるクエッション
Q:2020年伸びた業界を見た上で、あなたは、どんなビジネスを行うことができますか?
いかがでしたでしょうか?皆様だけが思いつくことのできる面白いビジネスを考えることができたのではないでしょうか。このように、世の中の流れを見て、どんなことができるか考えるだけでも、いい商品やサービスの提案に繋がっていきます。
また、最近ですが、皆様の周りで「好きなことをやっていきましょう!」「好きを仕事にしよう!」というメッセージを耳にすることがあるかもしれません。確かに、好きなことを自分の仕事やビジネスにですることが毎日が楽しくなっていくかもしれません。
しかしながら、好きなことを通じて収入を得られるようになったとしても、必ずしもその仕事が続くとは限りません。なぜなら、どんなことにも流れがあるからです。噛み砕いて説明いたしますと、例えば、皆様が好きなことでビジネスを行い、それで儲けられているとします。
それは、それは嬉しいことであるかと思います。ただ、需要が減ったり、今回のコロナ禍のように世の中の生活が変化したりしたら、儲けが出なくなる可能性がございます。ですから、常に世の中で求められているものは、変化しているということを抑えておく必要がございます。
しかし、このことを聞いて、『じゃあ好きなことを仕事にするなというのですか!』『いくらこれから伸びる市場だからといってこの分野でビジネスはやりたくないな…』と思われた方がいらっしゃるかと思います。やはり、好きなことに打ち込みことによるパワーは、計り知れないものであります。そんな、好きなことをやりつつ、市場の変化にも対応するビジネスのやり方がございます。
それは、好きなことや自身の才能からビジネスを始めるのではなく、好きな業界から常に考えていくことです。例えば、アート好きな方がいらっしゃるとします。だからといって、絵を書いてそれを売っていくようなビジネスでしたら、ちょっと大変だと思います。
少し発想を変えてこんなのはどうでしょうか?富裕層が欲しがったり、これから伸びるアート分析したりするようなビジネスはいかがでしょうか。分析を元に、自分で富裕層に売り込むようにしていけば、アートに携わりつつ、お金を稼いでいくことができます。
このように、好きなことをそのままビジネスにするのではなく、好きな「業界」を考えていくことで、その業界でビジネスを行っていくことができます。好きな業界でしたらワクワクした気持ちで日々取り組むことができるかと思います。
ただし、注意していただきたいのでは、その好きな業界がこれからも伸びていく業界であるのか、将来性があるビジネスであるのか抑えていただく必要がございます。好きな業界でも、これから伸びていくところで行うことで、安定した収益に繋がっていきます。
ここまで、主に過去の世の中の流れを見て、どうビジネスやデジタル不労所得を作っていくかのお 話を行っていきました。ここからは、時間軸を過去から未来に意識をおいて、いかにビジネスを立ち上げていくか見ていきます。
ビジネスでは、これから伸びる業界に参入するものもあれば、社会問題を解決するようなものもございます。世の中の未来がどうなっていくかを予想し、これから起こりうる問題を先回りして解決するような方法を提案していくことができます。
では、2021年にはどんなことが起こりうるか見ていきたいと思います。以下の図が、2021年に起こる可能性の高い事案であります。
このリストを見て、皆様には考えていただきたいのですが、2021年に起こりうる事案を見てどんなビジネスができそうですか?先ほどと同様に、こちらの「問い」を考えることで、皆様のビジネス力・ビジネスセンスを高められますので、少し立ち止まって考えていただければと思います。
ビジネス力を高めるクエッション
Q:2021年の世の中で起こりうるを見た上で、あなたは、どんなビジネスを行うことができますか?
皆様の中で様々なアイデアが出てきているかと思います。一例を挙げさせていただきますと、新型コロナウイルスのワクチン問題に関して、世間では賑わしていると思います。『じゃあそのネタでYouTubeか!あるいは、電子書籍か!』と思われたかもしれませんが、既に、このワクチンの問題を扱っている方は沢山いらっしゃるかと思います。
そこで、一歩先を見ていく必要性があります。現在(2021年4月時点)、世界中では、ワクチンを大人の方が摂取されているかと思います。しかし、子供はほとんどの国と地域で摂取しておりません。既に、ビジネスの勘が鋭い方はひらめいているかもしれません。
これから子供たちがワクチンを摂取することを見越したビジネスを行っていくことができます。ワクチンの摂取の際には、「副作用」が問題になりますが、子供において「副作用」がどうなのか、専門家にインタビューをして、電子書籍にまとめることで、予め起きそうな問題を解決するというビジネスモデルを構築できます。
そして、実際に、子供が摂取するようになり、「副作用」に関する話が出てきた時に、先回りして作った電子書籍が売れていきます。このように、世の中で起こる問題を予想して、それに先回りして解決策を提示することで、誰かのためにながらも儲けることができます。
また、世の中で実際に起きたことと自分の予想が当たった時には、計り知れない自信にもなっていきます。さらには、将来を予想するという物の見方は何度も使えて、一生涯に使えるビジネススキルであります。
ここまで、世の中の流れを見たり、予想していくことこそが、ビジネスで成果を出すための方法であるとお話してきました。これらを踏まえて、皆様に今一度行って欲しいことがございます。
それは、世の中の変化を一度立ち止まって予想してみることであります。例えば、『コロナ初期はどうだったかな?』、『人のディスタンスどう変化したかな?』、『SNSにClubhouseなんか出てきているけど、これからはどうなるかな』など、過去に、今に、未来に、様々な時間軸に意識を置いてみてください。
こうシュミレーションしていくことで、世の中にあった最適な商品やサービスなどを提供していくことができます。また、ビジネスで成果が出ることで、誰もが嬉しい気分になり、もっとビジネスをやろうという気持ちになっていきます。
そんないい循環を作るためにも、まずは、これから成果出る見込みのあるビジネスを行っていく必要があります。そのためにも、今回紹介した「世の中の変化を一度立ち止まって予想してみる」ということが必要になります。
なかなか世の中の変化に意識を向けてビジネスを行っている人は、あまりいらっしゃらないかと思います。むしろ、今の世の中では、スマホやSNSなどに意識を向ける方がほとんどであります。
ですから、最終的に皆様がビジネスを通じて報われるためにも、世の中に意識を向けていただければと思います。
※実は、この世の中の流れを上手く乗り、成功を遂げた方に、独自の片付け術を国内外に広めた近藤麻理恵さんという方がいらっしゃいます。このこんまりさんが、国内外でも知れ渡るようになった大きな要因は、「世の中の流れ」であります。その真相は、こちらの記事でお確かめください。
2.人がお金を払う理由を知る
2つ目に意識すべきポイントは、人がお金を払う理由を知ることであります。これをよくよく理解しないでビジネスを始めてしまうと思わぬ悲劇が起きてしまいます。
例えば、何か自分の好きなことでビジネスを始めるとします。商品を作り、自分の中では『これは売れる!』と思い、いざ販売開始してみると全く売れないというようなことがございます。
現に、有名人で何万人もフォロワーがいる方でも、自前のブランドの商品を出すものの全く売れずに終わってしまうというケースがありました。ですから、商品を売る前には、「なぜ、人が買い物をするのか」を考える・理解しておく必要があります。
では、私たちは、どんな時にお金を払うのか見ていきます。以下のリストにあるタイミングで私たちは、買い物を行います。もしかしたら、皆様の日々のお買い物に当てはまるかと思います。
例えば、『近所の○×スーパーの夕方のセールで、お惣菜につい手が出てしまいます!』、はたまた『大人気モデルの△△がインスタで紹介していた化粧品を買ってしまいました』など、リストに掲載されているような買い物をされたことのある方は、いらっしゃるかと思います。
このような、どんな時に人が買い物するのかという行動パターンを把握した上で商品やサービスを提供することで、皆様もしっかり売り捌くことができます。では、もっと詳しくどんな時に人は、購買行動をとるのか見ていきます。
まずは、この人の購買行動を考えていくことで抑えておかなければならないことがございます。それは、「マズローの欲求5段階説」であります。このワードを聞いたこともある方もいらっしゃれば、『Who is マズロー??』という方もいらっしゃるかと思いますので、簡単に説明していきます。
アブラハム・マズローという心理学者の方が、「人間は自己実現に向かって絶えず成長する生きものである」と仮定した上で、人間の欲求を“5段階”の階層に分けて理論化したものです。
- 生理的欲求:生きるための欲求。食欲や睡眠欲など。
- 安全欲求:安全で安心な暮らしを求める欲求。
- 社会的欲求:集団や社会への帰属や愛情を求める欲求。
- 承認欲求:他人から認められたいと願う欲求。
- 自己実現欲求:自分の世界観・人生観に基づき、「あるべき自分」になりたいと願う欲求
以上の5段階に私たちの欲求は、分けられていきます。私たちの欲求は、過去から現在に至るまで、歴史の変遷と共に変化してきております。第二次世界大戦直後は、「モノ」が不足し、日々生きることに必死であったことは皆様もご存じであるかと思います。
つまり、多くの人々が、生理的欲求を満たすので必死でありました。例えば、そんな状況の中で「ゲーム機」を発明し、売ろうとしても、生きるのに必死の人たちは、ゲーム機には見向きもしません。
しかしながら、現代では、多くのご家庭に「ゲーム機」があるかと思います。それは、生理的な欲求が満たされてきているからこそ、「ゲーム機」を買い、楽しむ余裕が生まれてきました。
あるいは、家族で遊ぶことで社会的欲求を満たしたいと考えたり、オンラインゲームでランキング上位に入り、承認欲求を満たしたいと考えたりするように、戦後の時代とは違う、新たな欲求を求めるようになってきているからであります。
この「マズローの欲求5段階説」を抑えた上で、考えて欲しいことがござます。それは、私たちの「欲しいもの」と「必要なもの」に大きな変化が生まれてきていることであります。例えば、「大卒」という肩書きですが、少し昔でしたら高校を卒業した全員が、必ず大学に行くとは限らなかったと思います。
しかしながら、現在では、大学を出るのは当たり前の風潮に世の中がなっております。文部科学省の2020年の調査でも、高校卒業後の大学進学率は、約54%で、昭和60年の約30%から長い年月を経て、大学進学への考え方が変化してきました。
つまり、「大卒」という肩書きが「欲しいもの」から「必要なもの」にシフトしてきております。また、最近大学に通う人々は、大学入学後に、TOEICや簿記など、資格取得に力を入れております。
「大卒」が「必要なもの」になり、それに伴い資格が「欲しいもの」へとシフトしていきました。もしかしたら、今後の世の中の流れ次第では、「大卒+資格」が「必要なもの」へとシフトしていく可能性が充分にございます。
このように、私たちの時代の流れと共に、また欲求の変化により「欲しいもの」と「必要なもの」が移り変わっていくということを理解しておくことで、お客様に見合った商品を提供することができます。
一方で、お客様は、単に欲求を満たすためだけでなく、あるものを求めて商品を買うようになってきております。それは、「脳内ホルモン」であります。脳内では、ドーパミン、セロトニン、オキシトシンなど、様々なホルモンが分泌されております。
そんなホルモンが分泌されますと皆様は、『気持ちいいな~』、あるいは、『幸せだな~』と良い気分を感じることができます。現代では、そんな良い気分になることを求めて商品を購入する人たちが増えてきております。
つまり、お客様が「脳内ホルモン」を欲しさに、商品やサービスに対してお金を払うようになってきております。そんな「脳内ホルモン」ですが、どうやったらお客様の脳内で分泌されるか気になるところであるかと思います。
今回は、特別にシェアさせていただきます。それは、人に想像・イメージさせることであります。例えば、AppleのiPhoneのCMを思い出して欲しいのですが、iPhoneのCMではどんな紹介がされているでしょうか?
『iPhoneのカメラは〇〇万画素!』『iPhoneのCPUは〇〇チップを使用!』みたいな機能の紹介はしていないかと思います。もしかしたら、iPhoneのCMがもう一つピンときてない方がいらっしゃるかと思いますので、こちらにシェアいたします。
いかがでしたか、機能を紹介するのではなく、「iPhoneを使うことでどんな未来・日常になっていくのか」というイメージが湧くような動画であったかと思います。AppleのCMでは、このように機能ではなく、Apple製品を使うことによるイメージをCMで流しております。
そうすることで、CMを見た方の頭の中では、イメージが湧いてきて、脳内ホルモンが分泌されていきます。そして、さらなる脳内ホルモンを求めて、Apple製品を購入するという行動に出ていきます。
このように、お客様の頭の中でイメージをさせることで、脳内ホルモンを分泌させることができます。さらに、このイメージをさせるスキルとして、ストーリーライティングという手法がございます。まるで物語のような文章ですと、見る人もイメージが湧きやすく、脳内ホルモンの分泌に繋がっていきます。
※ここまで紹介してきた「脳内ホルモン」に関しては、他の記事で詳しく解説しております。お客様の脳内を「ハック」し、皆様の商品やサービスのさらなる利用に繋がっていきますので、今一度ご覧いただければと思います。
また、現代では、人がお金を支払う「モノ」が、昔とは変化してきているということも抑えていく必要がございます。今の時代は、何が売れるかわからない時代であり、価値を感じる対象も千差万別であります。
例えばですが、本屋で恥ずかしくて買えないものが、オンラインで売れるような時代になっております。世の中の男性には、「性的なこと」に関して悩んでいる方々がいらっしゃいます。特に、自慰のことやパートナーとの性行為に関して悩みを抱えている方がいらっしゃいます。
しかしながら、そのような悩みを解決する本を本屋で見たり、あるいは、そんな本を買っているところを見かけたことのある方はいらっしゃるでしょうか?男性の性の悩みに関する本は、あまり本屋にはございません。
しかしながら、ネット上には、そんな男性の性の悩みに関するコンテンツや電子書籍が沢山ござます。『本当ですか??』と思われた方も、AmazonのKindle (電子書籍)でそういった本がございますので、確認していただければと思います。
女性の読み手からしたら、何とも言い難い具体例の紹介となりましたが、このように本屋で恥ずかしくて買えないものが、オンライン上では、沢山売られていて、実際に買っている人がいるということを抑えていただければと思います。
さらに、現代では、オーダーメイドされた商品を求めている人が多くいらっしゃいます。今までは、均一化されたサービスが求められておりましたが、今や一人一人にあったサービスが求められております。
例えば、スターバックスを思い浮かべて欲しいのですが、単にドリンクのサイズだけでなく、様々なトッピングを選べるかと思います。クリームたっぷりのフラペチーノを頼む時には、クリームの量を増量したり、シロップやソースを付け加えたり、種類を変更することができます。
色々なトッピングを選べることで、皆様の気分もただのフラペチーノを頼む以上に嬉しい気分になれるかと思います。このように、オーダーメイドされた商品は、お客様の気分をより良くさせてくれることからも、今まさに求められております。
ここまで「なぜ、人がお金を支払うのか」見てきました。人の購買行動という不変の真理と現代の購買のトレンドの両面を見ていきました。この両面を理解することで、より人が購入したくなるような商品やサービスを作り上げることができます。
令和の今、行うべきデジタル不労所得の作り方
デジタル不労所得を構築する上で、意識すべき2つのポイントを理解いただけたとこで、ここからは、どうやったらデジタル不労所得を構築することができるのか、具体的な方法を紹介していきたいと思います。
と、思いましたが、ここから先の内容は、秘密です。『おい、どういうことですか!』『ちょっと、続きはどうなっているの!!』と皆様、お思いであるかと思います。後ほど、この続きを見る方法を紹介しますので、もう少しお付き合いいただければと思います。
では、紹介しようとした不労所得の作り方をチラッと紹介いたします。
- 年収1000万円を狙える不労所得構築方法
- SNSの成功へは、●●を理解せよ!
- 本当にコンテンツを置くべき「謎」の場所とは?
- 世界を旅するリッチマン直伝の不労所得構築マル秘テクニック
- 商品の弱点から莫大な利益を生み出す方法とは?
- 熱狂的ファンを生む●●ハックとは?
まとめ
ここまでデジタル不労所得の構築に関して様々な側面から見ていきました。世の中の流れや人の行動や欲求、さらには、脳内ホルモンと、普段あまり聴き慣れないような話があったと思います。やはり、多くの方がビジネスあまりやっていないことを行っていくからこそ、それが皆様の独自の商品やサービスとなり、大きな利益やたくさんのお客様を呼び起こすことに繋がってまいります。
今回は、様々な分野に渡る話であったかと思います。少しでもピンときたものから、ぜひ皆様の日常やビジネスに取り入れていただけばと思います。
最後までお読みくださりありがとうございました。
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