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世界には、『世の中にサービスを打ち出して、お金持ちになりました!』『誰もが欲しがる商品を作り、稼ぎました!』という方もいらっしゃいます。その一方で、世の中に大きな「影響」を与えて大金を手に入れている人たちもいます。

 

テイラー・スウィフトさん、アリアナ・グランデさんなど、世界的なアーティストの方は、まさに「影響力」のよってお金を手に入れることができました。そんな中でも、「レディーガガ」さんも、世界に大きな影響を与えてきました。

 

しかしながら、ただ単に有名になったのではなく、SNSを駆使して自分自身の地位を知らしめ、そして世界的なスターに上り詰めていきました。彼女は、2008年という誰も未だSNSを利用してない時期から始めており、世の中に大きな影響力を与えていきました。

 

今回は、そんな彼女のSNS戦略から、資産、さらには、あまり知られていない過去のエピソードを見ていきたいと思います。皆様の中でもビジネスをお持ちの方、あるいは、これからビジネスを立ち上げようと考えている方はかなり参考になりますので、最後までお読みいただければと思います。

 

 

世界の歌姫レディー・ガガとは?

まずは、「レディー・ガガ」さんがどういう人物であるか見ていきたいと思います。皆様もTVやSNSなどで、「レディー・ガガ」さんの姿や歌声を見たり、聞いたりしたことがあるかと思います。『なんか、はちゃめちゃなことをやるイメージがあります!』『いつも彼女に驚かされています!』など、奇抜なイメージをお持ちの方が、多いかと思います。

 

しかしながら、なぜ、彼女が世界的なアーティストにまで上り詰めたストーリーや彼女がどうやって稼いでいるのかなど、レディーガガさんの根本にあるところまでご存知の方は、ほとんどいらっしゃらないかと思います。

 

ここからは、レディーガガさんのビジネスモデルから、彼女の資産、さらには、世界的なスターとして成功するまでの歴史を見ていきたいと思います。これを読み込んで、レディーガガさんの成功の秘密を把握して、皆様自身の成功に繋がっていけばと思います。

 

※レディーガガさんのツイッター 

 

 

2分で分かるレディ・ガガとは?

それでは、ざっくりとレディーガガさんの人物像に関して紹介していきたいと思います。『全く、レディーガガさんを知らないです!』という方に向けても、簡単にかつ分かりやすく説明していきます。

 

レディー・ガガ(Lady Gaga)さんは、1986年にアメリカ・ニューヨーク生まれのイタリア系アメリカ人で、ご自身で作詞・作曲も手がけるシンガーソングライターであります。後ほど、紹介しますが、学生時代に音楽を学んでいたことが、この音楽活動にも繋がっていきます。

 

また、皆様は、意外に思われるかもしれませんが、実は「レディー・ガガ」は、芸名であります。本名は、「ステファニー・ジョアン・アンジェリーナ・ジャーマノッタ」です。この本名は、イタリアとアメリカの両方から影響を受けている雰囲気を感じさせてくれます。

 

簡単に説明してきましたが、もう一つピンときてない方がいらっしゃるかと思いますので、ここで彼女の代表曲を紹介いたします。これを聞いたら、『あっ!あの人か!』と思い出す人もいるかもしれません。

 

 

こちらは、彼女が世に知れ渡るようになった代表作で、2011年にリリースされた「Born This Way (ボーン・ディス・ウェイ)」であります。サビ(3分30秒~)を聞きますと、『これがガガか!』『そういえば、そうだった!』と思い出されている方が多いかと思います。

 

こちらの曲は、自信を持てない方やマイノリティーの方を後押しするような曲であり、世界中で大ヒットを巻き起こすことになりました。また、こちらのMVを見て、過激な演出に感じられた方もいらっしゃると思います。

 

ガガさんは、常日頃より奇抜な演出やファッションであり、逆にそのことが、多くの人たちを惹きつけることに繋がっていきます。そして、その甲斐もあってか、2014年の時点では、通算1億2400万枚ものレコード販売数を記録し、世界で最も売れている音楽アーティストと評されております。

 

また、彼女の資産額もアーティストとしては、莫大な数字を記録しておりますが、その話は後ほど紹介していきます。

 

 

レディーガガの脅威のSNS・マネタイズ戦略

ここまでのお話で、レディーガガさんがどんな人であるか皆様の中でもイメージが湧いてきているかと思います。ここからは、どうして彼女が世界的に大きな影響を与えることができたのかとういうことに焦点を当てていきます。

 

その大きな要因は、彼女のSNS戦略にあります。『いや、世界的歌姫だからじゃないの?』『いや、奇抜な演出と衣装じゃないのですか?』と思われた方もいらっしゃるかと思います。確かに、ガガさんの歌唱力や奇抜さも世界的に影響を与えた要因であります。

 

しかしながら、ガガさんは、TwitterなどのSNSを通じた発信によって、世の中に多大なる影響を与えてきました。現に、彼女のTwitterのフォロワーの数は、2021年4月時点では、8421万人もの人がいます。また、Facebookも、5597万人ものフォロワーを集めております。

 

一方で、YouTubeでは、2010年の10月にアーティストとして初めてYouTubeの動画再生回数10億回を記録しました。では、そんなレディーガガさんのSNSの上手な使い方から、最終的な売上に繋げていくビジネスモデルを徹底分析していきます。

 

 

ビジネスモデルと思わぬ仕掛け人の存在

まず、ガガさんの細かいSNSの話に入る前に、彼女のビジネスモデル全体を見ていきたいと思います。無論、惹きつけるような歌であるからこそ、CDなどの莫大な売上に繋がっております。

 

しかし、それだけでなく、綿密なビジネスモデルによって世界で売れているアーティストになることができました。

 

ガガさんのビジネスの導線は、以下の図のようになります。

 

レディー・ガガのビジネスモデル

 

このように、ガガさんのビジネスモデルでは、お客様の入り口である集客の面から最終的なマネ タイズまでがしっかり設計されているモデルになっております。皆様の中で馴染み深いアーティストの方も、その多くがSNSを行っているかと思います。

 

または、ファンクラブや公式グッズショップみたいなものもあるかと思います。しかしながら、ガガさんのように、曲やグッズを買いたくなるような、買いたくなってしまうような人々の流れを作っている方は、そうそう存在しません。

 

人の流れが設計されているからこそ、莫大な売上に繋がっております。一方で、この一連のビジネスモデルを『まさか、ガガさんが作ったんですか?』と思われた方もいらっしゃるかと思います。しかし、そうではなくて、優秀な参謀役の存在がありました。2007年から彼女のマネジメントに携わってきたトロイ・カーターさん(Troy Carter)であります。

 

カーターさんは、元々若い頃には、ラッパーとして音楽活動を行っておりました。しかしながら、それも僅か1年で終わってしまい、その後は、音楽業界の裏方として携わっていくようになっていきました。

 

2007年に、当時は未だ世に名を知られていないガガさんとマネージャー契約を結びました。そして、「レディーガガ」というアーティストを世界的なものにしていくために数々の戦略を打ち出していきました。

 

当時は、未だ人が目をつけていなかったSNSにいち早く目をつけたのが、このカーターさんであります。彼は、SNSを活用して、ガガさんを世の中に広めていくことにしました。2008年に、YouTubeTwitterFacebook上にガガさんのアカウントを開設していきました。

 

他のアーティストよりも、かなり早い段階にSNSを立ち上げていたことで、後に多くの人々が利用するようになるSNSの恩恵を大きく受けることになっていきます。SNS自体の利用者が増えるにつれて、ガガさんのフォロワー数や再生回数も莫大なものになっていきました。

 

そして、カーターさんは、次にレディーガガさんの会員サイト(littlemonsters.com)を立ち上げることにしました。ガガさんのファンを1ヶ所に集めることで、よりアーティストとファンの間で熱い交流が行えることを狙いました。

 

その戦略は、見事的中し、2012年の7月にサイトは立ち上げられましたが、わずか1ヶ月程度で、50万人を超える会員を獲得しました。SNSの活用、会員サイトの立ち上げと流れような戦略によって、ガガさんことを熱く愛するファンを増やすことに成功しました。 

 

(会員サイトに、50万人を超える登録があり、喜ぶガガさんのツイート)

 

 

その後、カーターさんは、2013年にガガさんの参謀役を退きましたが、世界的に飛躍するための種まきを担い、見事花を咲かせることになりました。また、カーターさんは、今では、テクノロジーでアーティストを支える「Q&A」という会社を立ち上げて、音楽業界全体のサポートに携わっております。

 

 

熱を巻き起こすSNS戦略

ここまでの話で、ガガさんのビジネスモデルの全体像とそのビジネスモデルを作り上げた思わぬ仕掛け人に関してお分かりいただけたと思います。皆様も『まさか!?』と思わず声をあげたくなったかもしれませんが、ガガさんの飛躍には思わぬ仕掛け人の存在がありました。

 

ここからは、彼女のビジネスモデルに関して深く見ていこうと思います。SNSでの戦略マネタイズに関して細かく分析してまいります。まずは、レディーガガさんのSNS戦略に関してです。フォロワー数や再生回数に関して莫大な数字を残しておりますのは、前述に紹介した通りであります。

 

「何千万」・「何億」という単位で人を惹きつけられるのは、それだけガガさんが素質や才能があるからと思われるかもしれません。しかしながら、ファンの人たちが、ガガさんを応援したくなるのはそれだけではございません。

 

ガガさんは、ファン1人1人の存在を大切にし、コミュニケーションを取ってきたからであります。皆様もTwitterをやっていて有名人をフォローすることがあると思います。また、中には、有名人のツイートに反応してメッセージを送ったことのある方もいらっしゃるかもしれません。

 

しかしながら、そのツイートに対して、何かしらアクションが返ってくる場合があるかもしれませんが、多くが無反応であるかと思います。一方で、ガガさんは、全てのツイートではありませんが、一時期活発にファンの方とTwitterのリプライでやり取りを行なっておりました。

 

そのリプライは、以下になります。 

 

 

 

今回取り上げたツイートは、どれも2011年に行われたもので、丁度ガガさんが世界的に知られるようになる「Born This Way (ボーン・ディス・ウェイ)」をリリースした年であります。ガガさんは、そんな波に乗っているタイミングで、1人1人のファンとの交流を大切にしていきました。

 

皆様も『最近、この人テレビでよう見かけるな!』と思っている人からTwitterを通じてやり取りすることができたら物凄く嬉しくて、興奮してしまうかと思います。ガガさんは、まさにファンが興奮してしまうようなコミュニケーションを行なっていきました。

 

また、ガガさんのTwitterでは、本人に気に入ってもらえると皆様のアカウントもフォローしてもらえます。有名人の方が、一般人をフォローすることはまず無いかと思いますが、熱心なファンを大切に扱うのがガガさんであります。

 

※参考記事

ガガさんに気に入ってもらえるとフォローがもらえる件について(英語)

https://spinditty.com/artists-bands/How-to-Get-Lady-Gaga-to-Follow-on-Twitter

 

有名人のSNSのアカウントですと、どうしてもフォロワー〇〇万人など、莫大な数に目がいくかと思います。しかしながら、ガガさんは、単に人を集めようとするのではなく、自分からコミュニケーションを取り、自身の熱いファン、ロイヤルカスタマーを生み出すことに繋がっていきます。

 

そして、そんなロイヤルカスタマーの受け皿として会員サイトがございます。

 

※最近のSNSですと、写真の投稿を楽しめる「Instagram」にかなりのユーザー数が存在し、ビジネスでも様々な形で活用されているかと思います。今回は、あまり巷では知られていなくて、しかも“無料”でできるインスタ集客術をまとめた記事がございますので、こちらをご覧いただければと思います。

【インスタ集客できない人必見!】成功する人が行う改善方法5選!

 

 

マネタイズのカギはロイヤルカスタマーにアリ!?

では、次にガガさんの会員サイトに関して解説していきます。先ほど、申し上げました通り、SNSを通じてガガさんのことをもっと応援したい!と思う熱心なファンは、会員サイトへとやってくることになります。

 

では、そんな会員サイト(littlemonsters.com)ではどんなことが行われるのか、見ていきます。こちらの会員サイトでは、無論ガガさんの最新情報を知ることやチケット、グッズなどを購入することができます。

 

ここまでは、日本のアーティストのファンクラブと大差ないかと思います。しかしながら、ガガ さんのサイトは、これだけではございません。なんとファン同士でフォローやコメント、画像・どうがの投稿など行い、交流できるようになっています。

 

つまり、ガガさんファン専用のSNSのような形になっております。仕様としては、画像の投稿によって交流を図る「Pinterest」に近いものになっています。また、この会員サイトは、ガガさん自身が直接投稿を行なったり、ファンと交流する場面があります。

 

このような会員サイトによって、本当にガガさんのことが好きな人を集めることができます。先ほどまでの、TwitterやFacebookなどのフォロワーは、どちらかと言えば「ライトなファン」であります。ガガさんに興味ある、ガガさんに注目しているそんな人たちであります。

 

ただ、この会員サイトに集まってくる人たちは、『ガガさん、サイコー!』『Gaga Love!!』のように熱烈なファンたちであります。そんなファン同士が交流できることで、ますますガガさんへの想いを高め、ますますファンになっていきます。

 

そんな熱烈なファンを集めることは、単にガガさんの人気を高める以外にも大きな効果がございます。この会員サイトによる、最も大きな効果は、ロイヤルカスタマーを集められることであります。

 

ロイヤルカスタマーとは、ある商品やサービス、あるいは、その企業に愛着を持っている顧客のことであります。皆様の身近なところですと、Apple製品に関して愛着を持っている方がいらっしゃるかと思います。

 

『ノートパソコンも、スマホも、タブレットも全てAppleです!』みたいな人は、まさしくAppleのロイヤルカスタマーであります。そんな一つの商品や企業に愛着を持つようなお客を集めることで、リピーターとなったり、あるいは、口コミとして他人にも商品を勧めてくれる存在になります。

 

そんなロイヤルカスタマーの存在がありますと、ますます商品やサービスが売れるようになっていきますので企業にとっては、是が非でも欲しい存在であります。まさに、このロイヤルカスタマーを囲んでいるのが、ガガさんであります。

 

会員サイトを通じて、自身の熱烈なファン、ガガさんに大きな愛着を持つ人たちを集めております。そんなガガさんのロイヤルカスタマーが集まったところで、新曲やグッズの紹介がありましたら、どうなるか皆様も想像がつくかと思います。

 

そうです、新曲や新グッズが出る度に自然と売れていくようになっていきます。一旦ここまでの話を整理しますと、ガガさんは、SNSでライトなファンを集め、さらに、興味のある人を会員サイトに引き込んでいきます。そのサイト内では、ますますガガさんへの愛着が高められ、CDやグッズが出るたびにどんどん購入したくなるようなロイヤルカスタマーとなっていきます。

 

このような会員サイトを通じて、ロイヤルカスタマーを囲い込むことで、新しいCDやグッズなどを出す度に、自然と売れていきます。商品を宣伝する方法として、TwitterやFacebookなどで広告を出すという方法もございますが、その場合には広告費がかかり、さらには、広告費に見合ったリターンが返ってくるとは限りません。

 

そうではなくこのようにロイヤルカスタマーに対して、商品を紹介し、売っていくという形をとっていくことで、無差別に広告を出す以上に、効率良く売上を得ることができます。一見してアーティストというと、自身の影響力だけで商売しているように見受けられます。

 

しかしながら、ガガさんは、影響力だけでなく、1人1人のファンを大切にするようなやり取りや会員サイトなどのサービス提供を行なっているからこそ高い人気に加えて、世界で売れているアーティストとして評価されるのであります。

 

 

世界的スターの総資産と意外な使い道

ここまでガガさんをビジネス的な側面で分析していきました。ここからは、ガガさんがどれくらい儲けているのか、そして、儲かったお金をどのように使っているのか見ていきたいと思います。

 

前述のガガさんのSNSの戦略や独自の会員サイトがお客様の商品の購買に大きく影響を与えていることは、お分かりいただけたと思います。その効果が、どれくらいであるのか“お金”という目に見える形でチェックしていきます。

 

まず、彼女がどれくらいの資産を持っているのか見ていきたいと思います。レディーガガさんの総資産額ですが、アメリカ経済誌のフォーブス(Forbes)によりますと、約1億5000万ドル、日本円に換算しますと、約161億円になります。

 

日本のソフトバンクの孫正義さん、ファーストリテイリングの柳井正さんなど、大企業の経営者の方ですと、兆単位で資産を持っておりますが、一個人のアーティストで、何百億も稼いでいるとなりますと、そうそうできることではないかと思います。

 

また、ガガさんの莫大な資産は、何によってもたらされているのか気になるところであるかと思います。資産は、アルバムなどのCDの販売、ライブツアー、さらには、曲の使用料によって構成されております。

 

中でも、先ほど紹介しました、「Born This Way (ボーン・ディス・ウェイ)」という曲ですが、世界全体を通じてのアルバムの売上は、600万枚以上にもなりました。こちらのアルバムは、日本のAmazonですと約1000円で購入することができま、単純計算で約60億円以上も売上を得たことになります。

 

たった1枚のCDアルバムだけで、これだけの売上を出してしまっておりますので、アーティストながらも莫大な資産を築くことができていることにも自然とうなずけるかと思います。さらに、ガガさんは、ライブツアーでも大きな儲けを出しております。

 

2009年の11月から2011年の5月まで、約1年半に渡り行われた「MonsterBall」ツアーですが、最終的には、2億2740万ドルもの収益を上げることに成功しました。日本円では、245億円にもなります。

 

トータルで201もの公演を欧米諸国など世界各地で行い、私たちの日本でも神戸と横浜で開催されました。このようなツアーは、ガガさんが本格的に活動を始めてから毎年のように行われてきました。

 

しかしながら、2019年以来世界情勢の影響やガガさんが患っている線維筋痛症により、ライブツアーは行われておりません。ただ、ツアーが再開することになれば、世界のファンに喜ばれるだけでなく、ガガさんの資産もまた増えてくるかと思います。

 

ここまで紹介してきた彼女のCDの売上やライブツアーの実施が、彼女の大きな資産に繋がっていることはお分かりいただけかと思います。次に、この資産をガガさんは、どのように使うのか見ていきたいと思います。

 

端的に言いますと、世界的なセレブのようなお金の使い方をします。例えば、2014年には、アメリカ・カリフォルニア州のマリブの海岸沿いに豪邸2250万ドル、日本円に換算しますと約25億円で購入しました。

 

敷地面積は、約2万4300㎡で、東京ドーム約半個分であります。そんな広大な家には、5つのベットルームに、800本のワインセラー、さらには、プールに乗馬場、ボウリング場までもがございます。

 

皆様も富裕層の方の多くが、広い家を持っているイメージがあるかと思いますが、ガガさんはそのイメージをも超えてしまうほど、広くて、そして様々な設備のある豪邸を持っておりました。

 

※豪邸で愛犬と共にくつろぐガガさん

 
 
 
 
 
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また、そんな豪邸をさらに華やかにするために、日本から、鯉27匹を6万ドルも投じて、輸入しているところから、親日家としての一面を覗かせてくれます。一方で、自分に対してお金を使うだけでなく、慈善活動に対しても力を入れているのがガガさんであります。中でも、メンタルヘルスやLGBTに関する分野に高い関心を抱き、支援を行っております。

 

さらに、自身でメンタルに悩む若者を支援する非営利団体「Born This Way Foundation」を設立し、自ら120万ドル(約1億2000万円)の資金を投じ、メンタルヘルスの課題解決と優しさの重要性を促していきました。

 

ガガさんと言いますと、派手で奇抜なイメージが強いかと思いますが、このように人を思いやる一面も兼ね備えております。これは、前述のSNS戦略で申し上げた1人1人のファンとの交流を大切にする側面に通ずるものがあるかと思います。

 

ただ、皆様もこのような疑問を抱かれた方がいらっしゃるのではないでしょうか。『なんで、ここまでガガさんは人を大切にするんだ??』と思われた方もいらっしゃるかと思います。その秘密は、彼女の生い立ちに隠れております。

 

 

ガガの壮絶な生い立ちから成功するまで

ここからは、レディーガガさんの誕生から今に至るまで歴史を見ていきたいと思います。現在は、世界的なアーティストで、億万長者でもあるガガさんですが、子ども時代には、壮絶な出来事に悩まされてるなど、今の姿からは想像できないようなエピソードがありました。

 

しかしながら、ガガさんの今の成功に繋がるルーツは、過去にございますので、しっかり見ていきたいと思います。レディーガガさんは、1986年アメリカ・ニューヨークで、本名「ステファニー・ジョアン・アンジェリーナ・ジャーマノッタ」として生まれました。

 

ガガさんの家庭は、アメリカの中でもアッパーミドルクラス、いわゆる中流階級の中でも上位層に位置する、裕福なカトリックの家族の中で育っていきました。ガガさんは、4歳の頃からピアノのレッスンを始めました。

 

また、ただピアノを弾くだけでなく、レッスンからは、耳を通じて音楽を作ることを学んでいきました。音楽といいますと、楽譜を読み、そして演奏していくイメージをお持ちの方が多いかと思いますが、ガガさんは、楽譜を読むことよりも、耳を通じて音楽を学び、それを好んでいきました。

 

音楽好きな少女として、子ども時代を過ごしていくガガさんでありましたが、中学生の頃には、同級生から思わぬ仕打ちを喰らうことになります。ガガさんは、今では奇抜なキャラクターで多くの方に親しまれておりますが、子どもの頃からも個性的なキャラクター性を出しておりました。

 

同い年の人たちとは、少し変わった所があり、おしゃべりで大胆な性格でありました。そのため、周りから孤立したり、屈辱を与えられたり、罵倒されたりするような出来事が多発しました。

 

例えば、14歳の時には、クラスの男子3人に街角のゴミ箱に投げ込まれることがありました。また、その状況をクラスの女子が見て笑っていました。それを受けて、ガガさんは、恥ずかしく、悔しく、そして、自分には価値がないとまで思ってしまったそうです。

 

さらには、学校のロッカーの至る所にガガさんをけなすような言葉が書かれました。このように、精神的に痛めつけられるような出来事が続き、遂には、うつ病を引き起こしました。高校入学後には、作詞・作曲、そして演技にも力を入れていきました。学校で行われた演劇の中では、主役を勝ち取っていきましたが、その一方で、同級生から嫉妬や挑発を数多く受けることになりました。

 

しかし、そんな嫌われ者になる中でも、ガガさんは誰に対しても親切なやりとりを心がけていきます。高校の卒業後は、17歳にしてニューヨーク大学のティッシュ芸術部の音楽学校である「コラボレーティブアーツプロジェクト21(Collaborative Arts Project21)」に早期入学を果たしました。

 

そこで、音楽を学び、作詞・作曲のスキルを身につけていきました。その後アーティストに専念するため学校は中退しました。いじめられていた過去を抜け出して、自分の才能を発揮し、順風満帆に物事が進んでいくかに思われていた時でした。

 

レディーガガの歴史1

 

彼女に、思わぬ事件が起こりました。自身よりも20歳も歳を離れた男性から性的暴行を受けました。事件後には、PTSD(心的外傷後ストレス障害)になりました。PTSDとは、強い恐怖を受けた時に、それが記憶に残り、トラウマとして何度もその時の恐怖が呼び起こされる症状であります。

 

この事実に関しては、ガガさんがアーティストとしてデビューし、世界的に有名になった後、2014年に公表されました。それまで、ガガさんの中に秘めていたことからも、相当辛い経験であったと感じられます。ガガさんは、精神的に不安定な状況にさらされることになり、同時期には、「コカイン」を使用していました。本人も、当時孤独であったことから使用したと述べていました。

 

心身ともにボロボロなガガさんでありましたが、複数のレコーディング会社と契約を結び、なんとか再出発を計ろうとしました。初期に契約したレーベルは、わずか3ヶ月で契約解除されるなど不遇な立場に立たされる時もありました。

 

しかしながら、ガガさん自身で音楽活動を積み重ねていくうちに、関係者にその才能が目に留まるようになっていきました。そして、2007年、ソングライターとプロデューサーを務めるマーティン・キアーズズンバウム(Martin Kierszenbaum)が設立したチェリーツリーレコードと契約を結びました。

 

また、この時期に、前述でもお伝えいたしましたが、ガガさんのマネージメントを行い、SNSを通じてガガさんの存在を広めたトロイ・カーターさんとの出会いもありました。

 

2008年には、遂にガガさんは、自身のデビューアルバムである「The Fame(ザ・フェイム)」をリリースいたします。彼女の存在を世に広まっていく第一歩を踏み出していきました。このアルバムを皮切りに、立て続けにCDを出していきました。

 

2011年にリリースされた「Born This Way (ボーン・ディス・ウェイ)」は、前述でも申し上げましたが、世界でも、私たちの日本でも大ヒットを呼ぶことになりました。ここまで、レディーガガさんの誕生から世界的なアーティストになるまでのストーリーを見ていきました。多くの方が知らないような意外なエピソードもありました。中には、自身の心身を非常に痛めつけるような出来事もありました。

 

彼女は、それらを乗り越えて、世界的なスターとしての地位を手に入れていきました。

 

レディーガガの歴史2

 

※ガガさんと同様に、子ども時代いじめを受けていた成功者の方がいらっしゃいます。今話題の「イーロンマスク」さんも、そんな1人であります。そんな彼が逆境を跳ね返し、億万長者にまで上り詰めた理由をまとめた記事がございますので、そちらもご覧いただければと思います。

【見逃し厳禁】イーロンマスクから学ぶ!世界一の資産構築術とは?

 

 

 

ガガが億万長者上り詰めた3つのポイントとは?

ここまで、レディーガガさんに関して、あらゆる側面から見ていきました。世界的なアーティストにまで上り詰め、さらに、莫大な資産も手に入れていきました。皆様の中で、「億万長者」と聞きますと、多くの方が「経営者」の方を思い浮かべるかと思います。

 

2021年の春にアメリカ経済誌「フォーブス(Forbes)」の世界長者番付の顔ぶれを見ても、その多くが経営者・投資家であります。しかしながら、必ずしもお金持ち=経営者・投資家というわけでもなく、今回紹介したガガさんのように、世の中に多大なる影響を与えている人々が大金を手にしております。

 

では、世界的なアーティストになり、そして莫大な資産を手にしたガガさんが、なぜ億万長者になることができたのか、その秘密を見ていきたいと思います。彼女が、お金持ちになった要因には、大きく3つのポイントがございます。

 

  1. SNSの活用
  2. ロイヤルカスタマーの囲い込み
  3. 1人1人とのコミュニケーションを大切にする

 

では、それぞれのポイントを解説していきたいと思います。

 

 

1.SNSの活用

ガガさんがお金持ちになることのできた要因の1つ目は、SNSの活用です。前述の通り、彼女の存在は、SNSを通じて拡散されていったことで、その存在は、広く知れ渡るようになっていきました。ガガさんがTwitter、Facebook、YouTubeを開設したのは、2008年でありますが、未だどのSNSも世の中ではあまり知られていない存在でした。

 

その可能性にいち早く、ガガさんと当時マネージメントを行なっていたカーターは気づき、他の誰よりも早く仕掛けていきました。その後、どのSNSも利用者が大幅に増えることになりますが、ガガさんたちは、その恩恵を大いに受け、彼女の認知度やファンを獲得していくことに繋がっていきました。

 

また、ガガさんのSNSでは、単にファンに向けて一方的に投稿を行うのではなく、やり取りに双方向性があったことが、ファンの心を掴み、ますますガガさんへの情熱を高めることに繋がりました。

 

無論、ガガさんが一方的に、『キョウハコンナコトヤリマシタ!』みたいなツイートを行い、ファンから沢山のいいねやリプライをもらって、それで終わりでもよかったかもしれません。いいねやリプライをもらった本人は、嬉しい気分に浸ることができますので、ファンに対して特に何もしないという選択肢も考えられたかと思います。

 

しかしながら、ファン1人1人に向き合ってあげことで、ファンもまたガガさんをより応援したくなる、注目し続けたくなるようになっていきました。

 

 

2.ロイヤルカスタマーの囲い込み

ガガさんがお金持ちになることのできた要因の2つ目は、ロイヤルカスタマーの囲い込みであります。前述のSNSの活用を通じて、ガガさんの熱いファンを育てていくだけでなく、その方々を自身の会員サイトを通じて囲い込み、様々な商品を売り込むことのできる仕組みがあったからこそ、大きな売上に繋がっていきました。

 

単に、SNSの活用だけで、自分の熱心なファンを育てていくだけでもいいかもしれません。しかしながら、SNS上には、熱烈なファンもいれば、ちょっと好きなファン、さらには、とりあえずフォローしているファンなど、様々なファンがいらっしゃいます。

 

無論、SNSでフォローしている人全員に商品の購入を呼びかけでもいいと思います。ですが、それ以上に、猛烈な好意を抱いているファン、ロイヤルカスタマーに商品の購入を呼びかけた方が、効率よく売ることができます。

 

さらには、ロイヤルカスタマーでしたら、口コミをいただける可能性が高く、ますますファンの方々を増やしていくことに繋がっていきます。SNSを活用して、自身のファンを育て、その人たちを囲い込むという一連の流れが、彼女に対して大きなお金をもたらすことに繋がっていきました。

 

ここまで紹介してきた2つの要因は、彼女が世界的なアーティストになり、そして、大きな富を手に入れることのできた大きな要因でございます。ですが、実は、もっと根本的な要因がございます。

 

ここまで読んできた皆様なら何となく気づいていらっしゃるかと思います。

 

 

3.1人1人とのコミュニケーションを大切にする

ガガさんがお金持ちになることのできた要因の3つ目は、1人1人とのコミュニケーションを大切にしてきたことです。SNSの活用やロイヤルカスタマーの囲い込みも、根本には、1人1人とのコミュニケーションを大切にすることが潜んでおります。

 

ガガさんは、奇抜で、個性的なイメージが強いかと思います。しかし、他人を大切にしようとする姿勢が、人一倍強かったからこそ、多くのファンを味方につけ、飛躍的な活躍へと繋がっていきました。

 

ガガさんが、1人1人とのコミュニケーションを大切にされていることは、後天的に備わってきたものであるかと思います。その背景には、いじめや性的暴行など自分自身が他人から酷く痛めつけられる経験があったからであります。

 

そういった経験があったからこそ、自身は、他人を大切にするようにコミュニケーションをとっていきました。また、この姿勢は、自身のアーティストとしての活動だけでなく、メンタルに悩む若者を支援する慈善団体の設立にも繋がっているかと思います。

 

誰よりも人を想う心によって、ガガさんの元に多くの人々が集うようになり、今日の地位を築き上げることになっていきました。

 

※このような、他人を思いやる姿勢を見せて、ガガさんと同じように成功を遂げた方がいらっしゃいます。それは、2021年版日本長者番付でも1位に輝いた孫正義さんであります。こちらにそんな彼の思わぬエピソードがまとめてありますので、ご覧いただければと思います。

【徹底解剖】孫正義が貧乏からお金持ちに上り詰めた理由とは?

 

 

まとめ

ここまで、ガガさんに関して隅々まで見ていき、名声を手に入れた要因を分析していきました。SNSの活用が彼女の存在を世の中に広めていくことに繋がっていきましたが、その根本には、1人1人を大切に想う姿勢があり、その背景には、ガガさんの忌々しい過去がございました。皆様も、今回の話を聞いて思わぬ発見を得られたかと思います。

 

ぜひ、今回学んだこと・気づいたことを皆様のビジネスや日常に組み入れていただければと思います。

 

最後までお読みくださりありがとうございました。

 

 

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河本真

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、セミナーの講師を務めるのは、海外複数社経営し、複数のデジタル不労所得の構築に成功した河本真です。22歳の時にYouTubeによるビジネスの仕組み化に成功し、それ以来2019年まで海外を家族で飛び回るライフスタイルを送り、現在は北米に滞在しています。過去には、TV出演や雑誌掲載の経験があり、さらに、あのビル・ゲイツさんやスティーブ・ジョブズさんの登壇経験のあるTEDに登壇した経験もあります。

※河本真「TED」登壇の模様

 

河本真は、自身の自動化キャッシュフロー構築の経験を踏まえて「ポケットビジネススクール」というビジネススクールで、メンバーにビジネスマインドやノウハウを伝授しています。実際に彼から直接アドバイスを受けて実践してきたメンバーは、収入アップなど嬉しい成果を出しています。河本真から教えを受け、理想を叶えたメンバーの声をまとめたスペシャルPVを特別公開しますのでぜひご覧ください。

※理想を叶えたポケビジメンバーボイス

 

今回のスペシャルセミナーでは、実際に自動化キャッシュフローを構築してきた河本真より、構築方法を完全無料で学べるビッグチャンスです。なお、セミナーの無料プレゼントは、先着限定100名で締め切ります。本来、有料で提供している内容ですので、無料で公開するのは正直厳しいです。しかし、皆さんには自動化キャッシュフローを構築して、願望実現に近づいて欲しいことから無料でプレゼントすることに決めました。

 

定員に達し次第、プレゼントは消滅します。プレゼントの受け取りを希望される方は下記バナーより受け取りください。

 

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監修者:河本真(Shin Kawamoto)

監修者:河本真(Shin Kawamoto)

1988年生まれ。大学在学中に起業をし、得意とするニッチビジネスを元に、電磁波シールドパンツや、マイルをお得に使った旅行術を教えるオンラインスクール、メンズ性教育スクール、通わない小顔サロン、などの多岐に渡る分野で「働かないけどお客様に最大限に貢献する仕組み」を構築。1日3時間しか働かないことをモットーに2013~2019年まで家族で世界中を旅するライフスタイルをエンジョイ後、北米に移住。現在は複数の会社を経営し、海外にも進出している。グループ会社には、映像制作会社や、オンラインヒーリングサロンを展開する会社などがある。

独自の「ゴキゲン主義」を元に、センスよくとにかくゴキゲンなライフスタイル(ゴキゲンな自己満足の副産物として結果、人に貢献して喜んでしまうような循環や仕組み)を楽しむ人が世界中に増えるよう様々な角度とアプローチで日々活動中。TEDxに2019年に登壇、自身で開発した電磁波を99%シールドする「スゴイパンツ」は、2021年雑誌『Tarzan』にも紹介された。著書に『働かない働き方。』(パブラボ)など。

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