皆様もご存知の「ゴルゴ13」という漫画で、スナイパーの“ゴルゴ13”のセリフでこんなのがあります。
ゴルゴ13:『報酬はスイス銀行に振り込んでくれ』
このセリフを一度耳にしたことにある方もいらっしゃると思いますが、この“スイス銀行”がどんな存在であるか、気になった方もいらっしゃると思います。実は、今回紹介するプライベートバンクが、まさにゴルゴ13が利用してきたスイス銀行のことであります。
このプライベートバンクは、資産の管理や運用だけでなく、お客様やその家族の人生を考えて様々なサービスを提供してくれることから古くから富裕層や王室、VIPに愛されてきました。また、実態が、あまり表に出てこないことから、秘密な存在とされてきました。
今回は、そんなプライベートバンクの仕組みからメリットまでも、暴いていきます。また、単にプライベートバンクの知識が得られるだけでなく、どうやったら皆様もそんな秘密口座を持つことができるか、いくらから開設することができるかお伝えしていきます。
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目次
プライベートバンクの驚くべき仕組み
まずは、プライベートバンクがどういうものであるのか、ご説明してまいります。ほとんどの方がお持ちである日本の銀行口座とどう違うか比較しつつ、紐解いてまいります。
プライベートバンクとは、一定の資産を持つ者だけが利用でき、資産の管理だけでなく運用までも行ってくれ、無限責任を負う金融機関であります。また、運用だけでなく日々の生活におけるコンシェルジェも行なってくれます。辞書的な説明だけでは分かりにくいと思いますので、もう少し詳しく解説していきます。
まず、プライベートバンクでは、利用できる人の条件が決まっているという特徴を持っております。日本の銀行で、もし口座を作るとなりますと、身分証明書と印鑑があれば簡単に銀行口座を解説することができるかと思います。
しかしながら、プライベートバンクでは、そうは簡単に開設させてもらえません。開設には条件を満たし、審査を通過していく必要があります。最低でも1億円の資産を所持し、PL (損益計算書)・BS(賃借対照表)を掲示し、安定した資産を持っている人であるか否か口座が開設の条件となります。
さらには、誰かからの紹介が必須になってきます。このように、世間一般の銀行とは違い、誰でも利用できる訳ではなく制限を設けることには、理由がいくつかあります。
開設に制限を設ける理由の1つ目は、プライベートバンクが収益を得るためであります。ここで着目して欲しいのは、「プライベートバンクは、どうやって儲けているか」という点です。日本の銀行では、ローンや融資などお金の貸し借り、資産運用による手数料によって銀行が成り立っております。しかし、プライベートバンクは、異なります。
皆様から預かった預金を元手に、株や債権、不動産など金融商品を購入し、運用していきます。その運用時に出る利益の一部を、プライベートバンク側がいただいております。
このようにして儲ける仕組みですと、極端な例ですが、お客様が100円や200円しか預けてもらえないと、どんなに頑張って2倍、3倍と運用しても一向にプライベートバンク側は、儲かりません。
ですから、億単位の資産を持っている方のみに絞ることで、資産運用によってお客様にもプライベートバンク側にもしっかりとした利益をもたらすことが可能になっていきます。
また、PLやBSも審査対象になるのも、やはりプライベートバンク側が資産の運用益によって自らの儲けとしているからであります。たとえ、口座の開設時に膨大な資産を持っていても、大幅に資産の減る可能性がありますと、満足に運用できず、プライベートバンク側が儲からない場合があります。
そのため、予め資産の大きな減少の可能性が少なく、安定した資産を所持しているかどうか見極めるためにPL(損益計算書)やBS(賃借対照表)の審査を行なっております。
一方で、審査を通り抜けるだけの資力を保有していてただけでは、開設できません。基本的にプライベートバンクは、既に口座を持っている方に招待された場合にのみ開設する事はできます。
単なる儲けだけを考えたら、オープンな形にした方がいいと思います。しかしながら、資産さえ持っていれば開設できるようにししてしまいますと、怪しい稼ぎ方をしている方も受け入れることになり、何かあった時には銀行の信用を落としたり、不利益を被ったりします。
ですから、健全なサービスの提供を維持するべく、既に開設している方からの招待でしか開設できないのがこのプライベートバンクであります。
次に、プライベートバンクが持つ特徴としては、資産の管理だけでなく、運用も行なってくれます。日本の銀行ですと、口座に預けても僅かな利息しかもらえません。メガバンクでしたら、0.001%、ネットバンクでさえも0.1%しかつきません。
しかしながら、プライベートバンクでは、お客様1人1人に対して“バンカー”という人が付きます。バンカーは、資産の管理のみならず、運用を行なっていきます。お客様の意見を聞き、どの程度のリスクを取るか踏まえつつ、株や債権、不動産など金融商品に投資していきます。
無論バンカーは、高く収益を上げた方が、お客様にも、会社にも、そして自分にも利益をもたらすことになりますので必死に運用を行なっていきます。そのため、プライベートバンクによる運用では、年間で最大30%の利回りを上げることができ、また一般的には7~13%の範囲になっていきます。
収益の取り分は、いくらか銀行やバンカーに持っていかれますが、それでも口座を持っている方は、大きなリターンを得ることができます。例えば、1億円を持っている人でしたら、日本のメガバンクに預けた場合には、年間で1000円しか増えません。
しかし、プライベートバンクに預け、運用し、仮に7%の収益を上げた時には、年間で700万円も増えていきます。収益の一部が手数料等で引かれることを考慮しても、高い利回りであることから十分資産を増やすことができます。
そして、プライベートバンクもう一つの特徴は、無限責任であることです。無限責任とは、例えば銀行側が破綻した際に、預けていただいたお金の全てに対して責任を負い、必ず全額を預金者に返すということです。
つまり、1億円預金していて、仮に銀行が破綻しても全額返ってくるのがこの無限責任になります。対して、日本の銀行のほとんどは、有限責任であり、預金者1人に対して1000万円までしか保証してもらえません。
そうなりますと1億円をもっている人が銀行に預けようと思っても、日本の多くの銀行では、破綻した際のリスクが伴います。また、1億円を分散し、10の銀行に1000万円ずつ分けて預金すれば、保証を分け隔てなく受けられますが、面倒であるかと思います。
ただ、プライベートバンクでは、どんな額であっても全額の保証が付くため、資産保全という観点では、大いに利用していきたいところであるかと思います。しかしながら、1点だけ気をつけることがございます。あくまで保証が受けられるのは、プライベートバンクが、破綻した時であります。
運用を行う過程で、どうしても市場の変動具合によって運用結果が左右されるため、資産が減ることがあると思います。その減った時に、資産をプライベートバンクが埋め合わせしてくれるわけではないということを頭に入れていただければと思います。
プライベートバンクの成り立ち-王室もご愛用
ここまでプライベートバンクの仕組みを見ていき、何となくどういうものであるかご理解いただけたと思います。ここからは、プライベートバンクの起源に迫りたいと思います。どうやって生まれてきたのかという所に、実は、このプライベートバンクというサービスの狙いがあります。
そもそもお金を預かってもらう“銀行”が生まれましたのは、12世紀頃になります。イタリアのヴェネツィアで世界最初の銀行が生まれ、裕福な家族の資産の管理を行いました。今のプライベートバンクと似たような客層をターゲットにしていました。
そして、これを皮切りにヨーロッパ内では、様々な銀行が発展していきました。1397年には、後にイタリアの実質的な支配者となるメディチ家によるメディチ銀行が誕生しました。このメディチ銀行は、様々な人から預金を預かるだけでなく、プライベートバンクの業務も行なっておりました。
17世紀になると、プライベートバンクの存在が大きくなっていきました。数々の王室が資産をプライベートバンクに預けるようになっていきました。オランダ王室の資産は、1720年に設立されたMeesPierson、英国王室は、1692年に設立されたCouttsなど、欧州の王室ではライベートバンクが利用されていきました。
この当時のプライベートバンクは、お客を富裕層にターゲットを当てつつ、さらに目の前の顧客だけでなく、数世代先のことも見据えて金融や銀行のサービスを提供することに力を入れてまいりました。さらに、プライベートバンクと顧客の付き合いは、1世代に留まらず、数世代先に渡って行われました。
また、利用する王室としても、やはり先の世代にまでも自分の資産を残したかったからこそ、プライベートバンクを利用してたのだと思います。このように、次世代にも資産を残すようなサービスを提供するという考え方は、プライベートバンクにおいて昔も今も変わりません。
最近のプライベートバンクも、単に資産の運用を行うのではなく、皆様の人生で起こりうる出産や入園、進学などライフイベントに合わせて、資産の管理を行なったり、また子に相続していくところまでも考えてくれます。このプライベートバンクの目の前の家族に寄り添う姿勢のルーツは、17世紀の時代からあり、今も大切にされております。
その後、プライベートバンクとして転換点を迎えたのは、20世紀になります。歴史に詳しい方でしたら、次の展開が読めるかもしれません。
そうです。20世紀に入り、世界を巻き込んだ2つの戦争がありました。その戦争を通じて各々が持っているの資産にも動きがありました。第一次世界大戦の終戦後には、敗戦国のオーストラリア・ハンガリー帝国(ハプスブルク帝国)は、解体され、新政府によって政治が行われることになりました。
そのため元々住んでいた貴族は、その新政府によって資産を没収されることを恐れ、スイスのプライベートバンクに移すことにしました。スイスは、1815年のウィーン会議以来、永世中立国という、他国間同士で戦争が行われても中立の立場を取ることにしておりました。
そのため、他国から侵略される可能性が低かったことから、富豪らは戦争から資産を守るためこぞってスイスのプライベートバンクを利用していきました。さらに1934年には、スイスでは“銀行法”が生まれ、この法律の成立によって益々資産家がスイスへと資産を移すようになりました。
中でも、銀行法の47条が有名で「銀行員が職務の中で知ることになった顧客情報を外部に漏らした場合には、最高6ヶ月の懲役、又は最高5万スイスフランの罰金」というものでした。
これによって、よりスイスのプライベートバンクで秘匿性が高まることになり、他国からも多くの方が預けるようになっていきました。また、当時のドイツでは、ヒトラーによる政権下にあり、ユダヤ人が迫害を受けているという状況でした。
そんな中、銀行法により秘匿性の高まったスイスのプライベートバンクにユダヤ人らは、財産を預けるようになっていきました。このように2つの大戦を契機に、他国からスイスへと資産が移されてきました。
また、皆様の中で、スイス=プライベートバンクのようなイメージをお持ちの方がいらっしゃると思いますが、そのイメージの大元を辿っていくと、歴史上の大事件と大きく関係していることが分かると思います。プライベートバンクは、世界の歴史の移り変わりと共に大きく変化をしてきたものであります。
※世の中の流れによりプライベートバンクは、変化してきましたが、このような世の中の変化に伴って成功を遂げた人もいます。そんな時代の波に上手く乗った人は、こちらの記事で紹介しております。
プライベートバンクのメリット・デメリット
プライベートバンクの歴史を見てきましたが、世界全体の歴史と密接な関係を持っているということがお分かりいただけたと思います。ここからは、プライベートバンクを持つ、メリットとデメリットについて紹介していきたいと思います。
ここを読めば、多くの富裕層がプライベートバンクを利用したくなるのか理解できるかと思います。
メリット①:資産の管理・運用を行ってくれる
まずは、メリットの1つ目として資産の管理・運用を行ってくれる所です。単に、資産を預けるだけでしたら、一般の銀行でもできることだと思いますが、それだけに留まらないのがこのプライベートバンクであります。
前述にもお伝えいたしましたが、資産の運用を行ってくれます。しかも、皆様のライフスタイルを考えて管理や運用を行ってくれます。老後の資金をいつまでにいくら確保するか、あるいは、子供の教育費、住宅ローンなど、人生において必要となっていく“お金”に関してプライベートバンクは、相談に乗り、顧客の要望に応えて管理・運用を行っていきます。
また、手持ちの資産を子にどう受け渡していくか、相続に関しても相談に乗ってくれます。複数人子供がいる場合には、どうしても相続でトラブルが生じることがあります。そこで、生前にどう分割していくか、さらに、事業を持っている場合には、どうやって公平に分配していくかも一緒に考えてくれます。
私たちの周りにある一般の銀行でも、老後のお金やローンの相談に乗ってもらえるとは思います。しかし、顧客やその顧客の子の世代まで考えて行ってくれるのは、プライベートバンクだけであります。
メリット②:プライバシーの保護(秘匿性)
メリットの2つ目は、プライバシーの保護であります。“プライベート”バンクという名前が示すように、お客に対して提供されるサービスは、ほぼ機密に行われます。ですから、利用者は誰で、どれだけの財産を持っているか、あるいは、どんな商品に投資しているなどは、公に明かされることはありません。
特に、スイスでは、このプライバシーの保護、いわゆる秘匿性に力を入れてきたのは過去の歴史からもよくお分かりいただけるかと思います。しかしながら、このプライバシーに関して揺るがすきっかけになる事件がありました。
2008年に、スイスのUBS銀行において、アメリカ人の顧客が脱税し、そして行員がそれを幇助しているという疑惑がありました。それに伴いアメリカの内国歳入庁は、UBS相手に訴訟を起こし、UBSは、脱税の疑いのある顧客情報を引き渡すことにしました。
さらに同じ年に、スイス連邦議会は、従来犯罪の対象で無かった資産隠しも、対象として扱い、行われた場合には情報の開示を行っていくことにしました。さらに2017年には、スイスで自動的情報交換制度(AEOI)が設けられました。
この制度では、銀行が保有する口座情報を、犯罪や脱税の有無に関わらず、制度を採用した国同士でやり取りすることになりました。この制度には、EUや日本も参加しております。
これにより、例えば、日本人がスイスにプライベートバンクの口座を開設し、預金した場合、その情報は、日本の税務局にも伝わるという制度であります。これは、国を跨いだ脱税を防ぐ目的があります。スイスのプライベートバンクは、秘匿性の高さが特徴でしたが、脱税など悪用されていたために、口座に関する情報が外部へ開示を行うようになりました。
ただ、このような動きになったのは、無闇に口座情報を公開する目的ではなく、あくまで犯罪を抑制するためであるということを頭に入れていただければと思います。また、口座を利用した犯罪に手を染めることさえなければ、プライバシーが侵されるということは無いかと思います。
メリット③特典が受けられる
メリットの3つ目は、様々な特典があることです。単に、お金に関係するサービスが受けられるだけで無いのが、このプライベートバンクであります。代表的なものとして、コンシェルジェサービスがあります。ホテルや航空券を手配したり、さらには、子供の学校の紹介までしてくれます。私たちの日常や人生に寄り添ってくれるようなサービスを提供してくれます。
さらには、VIPにも出会えるイベントへの招待もあります。例えば、シンガポール銀行が2018年に開催した顧客向けのイベントでは、アメリカ元大統領のバラク・オバマが招待されました。また、イギリスのHSBCが主催するHSBC女子世界選手権という世界的ゴルフの大会では、HSBCの利用者がゴルファーとの夕食に招待されます。
このように、単なるお金の管理以外にも沢山のサービスや特典がプライベートバンクには用意され、利用者に愛されております。
デメリット①:担当が変わる可能性がある
ここまで輝かしいメリットを見てきましたが、その反面デメリットもございます。1つ目のデメリットは、担当者が変わることです。多くのプライベートバンクでは、1人の顧客に対して、1人行員が付き、長年に渡って面倒を見ていただくことになります。
しかしながら、プライベートバンクでは、離職率が高いために、自分の担当する方が変わることがあります。行員の方と一度いい関係を築けても、その方が別の方に変わる可能性があります。
デメリット②:手数料が発生する
2つ目のデメリットは、手数料を取られることです。日本の銀行口座では、預金の際に基本的には手数料はかかりません。しかしながら、プライベートバンクでは、手数料が発生します。この手数料は、銀行や行員の儲けになっていきます。
また、手数料の算出方法は、プライベートバンクによって異なります。預かり資産の0.3%~0.5%が手数料となる銀行があれば、運用した資産の運用益から1.75%が手数料となる所もあれば、運用時にかかる費用を手数料とする所もあります。
ただ、資産に限らず、お客様の人生や家族のことも考えサービスを提供してくださることも考えれば、多少の手数料を惜しんでもプライベートバンクを利用する価値があると思います。
日本のプライベートバンキングとは?
実は、日本にもプライベートバンクに似たサービスである“プライベートバンキング”というものがございます。しかし、ここまで紹介してきました“プライベートバンク”とは異なるものでございます。
ここからは、両者の違いをしっかり見ていこうと思います。
日本では、メガバンクとして広く知られている三菱UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行などが、プライベートバンキングというサービスを提供しております。日本の金融機関が行っているプライベートバンキングというサービスでは、お客様の資産の管理や運用、次世代への相続のアドバイスを行っています。
その点では、プライベートバンクと同じようなサービスを行っているように感じると思います。しかし決定的に違う点がございます。プライベートバンキングでは、お客様の資産に関わる管理や助言が行われます。しかし、プライベートバンクのように、単にお金以外の皆様の日常や人生に深く関わるようなサービスの提供までは行われません。
例えば、教育といった面では、日本の“プライベートバンキング”では、教育費の管理や相談を行われます。しかしながら、プライベートバンクのように、具体的な学校の紹介のサービスまでは、ございません。
さらに、日々ホテルや飛行機の手配が、必要になる場合があると思います。プライベートバンクでは、そんな手配までも行ってくれますが、残念ながらプライベートバンキングには、そのようなサービスは、含まれません。
ただし、日本で行われるプライベートバンキング自体は、悪いサービスでは無いと思います。世界の各所にあるプライベートバンクは、どうしても現地の言葉か、その多くが英語でやり取りすることになります。
そのため、一定の語学力が求められることを考えると、日本で行われているプライベートバンキングのサービスは、日本語で行われているため、コミュニケーションをとりやすいかと思います。さらに、日本の法律や税金のシステムを熟知している点は、プライベートバンクを上回って行きます。
資産以外もことまで考えてくれたり、VIPのようなサービスを受けたりしたいのであれば、プライベートバンクを選択するべきだと思います。しかし、安心したやり取りを求めて日本国内にある“プライベートバンキング”を選択するのも決して悪い選択では無いと思います。
プライベートバンクを開設するためにやるべきことは?
ここまでプライベートバンクに関する話を聞いてきて、俄然開設したくなっている人もいらっしゃることだと思います。皆様も大変気になっている所だと思いますので、どうやったらプライベートバンクを持つことができるか解説していきます。
予め申し上げますと、全てのプライベートバンクが明確に基準を明かしているわけではございません。秘匿性の高いサービスであるために審査基準等は、あまり公にはされていません。ですが、最低でもこれくらいという線引きがあります。プライベートバンクを開設するための最低限必要となるものは、2つございます。
①資産1億円以上持つ
前述でもお伝えしましたが、資産は、最低でも1億円以上必要になっていきます。場合によっては、それ以上求められる場合がございます。あまりにも、低い線引きですと、プライベートバンク側が手数料によって儲かりにくくなるからであります。
どうやってクリアするか?
では、どうやったら資産1億円以上をクリアできるか考えていきたいと思います。1億円と聞いたら、宝くじを当てるという方法を思い浮かべた方もいらっしゃると思います。ただ、宝くじで1億円が当たる確率は、500万分の1でかなりの低確率であります。
そこで、もう少し現実的な方法を紹介してまいります。それは、ビジネスを作っていくことです。現に、プライベートバンクを保持している方の多くがご自身で事業を持っている方であるとされております。
従業員として、コツコツお金を溜めても、いずれ口座を持てないわけではありません。しかし、一般のサラリーマンの生涯賃金には、一定の上限があることを考えると、やはり大きく稼いでいくためには、自分でビジネスを作っていく必要性があるかと思います。
また、産労総合研究所の調べでも、自分でビジネスを所有していたり、コントロールできたりする社長や会長の平均報酬額が年間で3000万円超えています。やはり自分でビジネスを作ることのできる立場にある人ほど、より大きい資産を持つことができ、そして最短でプライベートバンクの口座を開設することに繋がっていきます。
ただ、『急にビジネス作れと言われてもどうしたらいいんだ!』『ビジネスの立ち上げ方が分からない!』という方が、99%だと思いますので、後ほどビジネスの始め方についてお話ししていこうと思います。
※参考資料
産労総合研究所:2015年 役員報酬の実態に関する調査
https://www.e-sanro.net/research/research_jinji/chinginseido/yakuinhoshu/pr1601.html
②他人から紹介をいただく
一定の資産だけでなく、他人からの紹介も必要となるのがプライベートバンクであります。プライベートバンク自身としても、経営を成り立たす必要がございますので、信用できる取引相手を選んでいく必要があります。だからこそ、誰でもウェルカムではなく、一部の限られた方にしかサービスを提供しておりません。
どうやってクリアするか?
では、どうやったら他人からプライベートバンクを紹介していただけるかについて考えていきたいと思います。紹介していただくためには、まずプライベートバンクを既に開設している方とのお付き合いが必要となっていきます。つまり、お金持ちの友人を作るということです。
既に、お金持ちの友人をお持ちでいらっしゃる方は、その方にプライベートバンクを持っているか、コソッとお聞きいただければと思います。そうでない方は、お金持ちの友人を作ることが先決になっていきます。
とはいえ、そうそうお金持ちの方は、身の回りにいらっしゃらないかと思います。そこで、プライベートバンクの紹介をしてくれるような人と仲良くなるためのアイデアがあります。
シンプルなアイデアでありますが、お金持ちが居そうな場所に行くことです。居そうな場所と言われましても、『???』『ドコデスカ?』と戸惑っている方がほとんどであると思います。
もう少し具体的に、申し上げますと東京の麻布十番や白金などの高級住宅街、5つ星ホテルのラウンジなどに、お金持ちの方がいる可能性が高いかと思います。
ただ、目の前にお金持ちそうな人が現れたとしてもいきなり『お金持ちですか?プライベートバンク紹介してください!』と言うのは失礼ですし、不審な人に思われてしまうと思います。一つの方法としては、お金持ちそうな人対して、たわいも無い会話から始め、徐々に信頼を構築したら、相手の方の収入やプライベートバンクを使っているか聞いていければと思います。
また、いきなり知らない人に声をかけるのは、ハードルを高く感じる方が、大多数であるかと思います。もう少しお金持ちの方に声を掛けやすい場面としては、イベントやパーティーなどで、遭遇できるケースがあると思います。
参加者がお酒の入っている状態ですと、打ち解け易く、話が盛り上がれて、交友関係を広げやすいかと思います。そんな状況下で、お金持ちの方と出くわせば、よりプライベートバンクを紹介してくださる可能性を高められると思います。
まとめ
ここまで、プライベートバンクがどういうものであるか、仕組みからメリット・デメリットまでもお伝えしていきました。単なる資産の管理や運用に限らず、様々なサービスや特典を受けられますので非常にリターンの大きいサービスであるかと思います。
ただ、開設するまでのハードルが高いように感じられた方もいらっしゃると思います。しかしながら、一度、一定の資産を構築し預けてしまえば、後はプライベートバンクによる恩恵を受けるだけになっていきます。最終的には、安定した収益と自由な時間を手に入れることができるかと思います。是非、そんな豊かな生活を手に入れたいという方は、チャレンジしていただけばと思います。
最後まで、お読みくださりありがとうございました。
(なお、投資等に関しては、自己責任でお願いいたします。)
※この記事を読んで少しでも『タメになった!』『なるほどな!』とお思いでしたら、シェアいただけますと幸いです。今回の内容を1人でも多くの方に届けていけたらと思いますので、ご協力いただけますとMr.M一同大変嬉しいです。
おまけ-最短でプライベートバンクを開設する方法とは?
プライベートバンクについて解説してまいりましたが、一度開設してしまえば、充分運用益だけで暮らすことも視野に入っていきます。とはいえ、そこに辿り着くまでが難しく感じられていると思います。何といっても、開設するための一定の資産が必要で、最低でも1億円必要となります。
ただ、どんなにコツコツ会社勤めで稼いでも、辿り着くまではかなり時間が掛かりますし、あるいは、ギャンブルで一発狙うのは、流石に無謀であるかと思います。やはり、開設する条件を満たすためにも、自分でビジネスを作っていくことが必要不可欠であるかと思います。
とはいえ、多くの方がビジネスの始め方に関して『???』であると思います。そもそもビジネスの仕組みやどんな商品・サービスを提供していけば良いか分からないかと思います。
そこで、0からビジネスを立ち上げていく方法から、集客の仕方、売れる商品やサービスの作り方が知ることができましたら、皆様は、どうでしょうか?少しは、挑戦してみたくなったと思います。
『でも、そんな都合良く教えてくれるような所があるのですか?』と思われたと思います。安心してください、実は、そんな方々のためにビジネスの構築方法を教えてくれる
『ポケットビジネススクール』略して『ポケビジ』というビジネススクールでございます。
こちらでは、長年に渡りビジネスを手掛け、複数の会社の経営を行う“河本真”が直々に、0からビジネスを構築していく方法を伝授してくれます。素晴らしいスキルや経歴をお持ちの方でも、全く実績や経験の無い方でもビジネスの作り方を学ぶことができます。
とはいえ、巷にもビジネスであったり、副業に関するオンラインサロンやコミュニティーが沢山あるかと思います。しかし、この『ポケビジ』では、“実際に”ビジネスの経験を積んできた方から、ビジネスのイロハを学ぶことができます。
既に、ビジネスを持っている方でしたら、さらに拡大してくための方法、全然ビジネスのことがわからない方でしたら、ビジネスの始め方を学ぶことができます。
現に、『ポケビジ』内には、既にビジネスを立ち上げて、お客様に囲まれて幸せな方もいらっしゃれば、今からビジネスを作り上げようと鼻息を荒くする20代の若い人たちもいらっしゃいます。ですから、皆様でもビジネスを作り上げることができ、そしてゆくゆくは、プライベートバンクを持てるという可能性も大いにございます。
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