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最近、私たちの身の回りでは、「Uber Eats」というフードデリバリーサービスが流行っておりますが、皆様もよくよく知っていらっしゃるかと思います。この「Uber Eats」の大元である、「Uber」という会社では、自動車の配車を行うサービスをはじめ、様々なサービスを手掛けております。

 

どのサービスでも、個人や企業が空いているモノや時間などを、それを必要としている人・企業との間で、交換・共有していく「シェアリングエコノミー」が組み込まれております。そのため、一般の方でも、簡単にドライバーや配達員になり、稼ぐこともできます。

 

今回は、そんな「Uber」のサービスを徹底的に分析し、どういう仕組みであるか説明していきたいと思います。また、「Uber」では、一般の方でも簡単にドライバーや配達員になることができますが、果たして収入や時間といった面で自由があるのか考えていきたいと思います。

 

「Uber」の仕組みを知りたい方、あるいは、「Uber Eats」を通じて働いてみたい方は、ぜひ最後までお読みいいただければと思います。

 

 

人気沸騰のUberとは?

まずは、Uberがどんなサービスを手がけ、どんな方法で儲けている会社なのか、そのビジネスモデルから誕生の歴史まで徹底的に解説してまいります。これを読めば、皆様も「Uber博士」になることができるかと思います。

 

 

Uberの魅力溢れるサービスたち

「Uber」とは、2009年にアメリカで誕生した自動車の配車サービスやフードデリバリー「Uber Eats」を手掛けている会社であります。日本国内ですと、美味い食べ物を届けてくれる「Uber Eats」の方が、馴染み深いと思いますが、発祥の地であるアメリカでは、一番最初にタクシーのように自動車を呼ぶことができる「Uber」の方が誕生いたしました。

 

なぜ、このようなサービスができたか、その歴史については後程お伝えいたしますのでお楽しみにしてください。では、この「Uber」という会社では、具体的にどんなサービスを手掛けているのか説明していきます。現在(2021年2月時点)で、Uberが“世界各地で”行なっている主なサービスは以下の通りです。

  • Uber
  • Uber Taxi
  • Uber Eats
  • Uber Freight

 

それぞれどんなサービスであるかご説明いたします。まず、「Uber」とは、ひとことで言ってしまえば、マホアプリを使い、好きな場所にタクシーを呼ぶことサービスですが、ただの配車サービスではございません。

 

といいますのも、Uberでは、ナント一般の方がタクシードライバーであります。つまり、Uberを使えばタクシーに乗るだけでなく、タクシードライバーになって稼ぐことが可能でございます。

 

利用者の代金の約3分の1がUberの会社に入り、残りがドライバーの手元に入る仕組みとなっております。さらに、一定期間内に、沢山の乗客を乗せたり、利用者の多い時間帯・天候に乗せたりすることで、ボーナスが上乗せされます。

 

また、Uberでは、ただ普通の車に乗る以外のサービスもあります。例えば、目的地の近い人同士で、1つのタクシーに乗って移動する「Uber Pool」という、いわゆる“ライドシェア・相乗り”のサービスがあります。他の利用者と1つのタクシーを分け合うため、こちらUberの中でも1番安い料金設定となっています。

 

さらには、人数が6人も乗れる大きな車やSUVなどの高級車を手配することもできます。このように、多様な顧客のニーズにあったサービスを提供してくれるのがUberであります。

 

しかしながら、一般の方がドライバーだと『大丈夫かな?』『安心して乗れるのかしら?』と不安や疑問を抱いている方がいらっしゃるかと思います。そんな不安を解消していくために、Uberでは、ドライバーを評価するシステムがあります。

 

Uberの利用者の方が、タクシーの利用後にドラーバーの方を5段階評価することができます。あまりにも、その評価が低いようなドライバーは、Uberをクビになるため、自然と良いドライバーが残っていきます。

 

さらには、事前にドライバーの評価を確認してから、タクシーに乗ることができますので、安心して乗ることができるかと思います。また、もし万が一何かトラブルがあっても、Uberのアプリから緊急通報できるようなシステムもございます。

 

この「Uber」という一般の方がドライバーとなり乗客を運ぶサービスは、アメリカ・ヨーロッパをはじめ、世界の60か国以上で行われております。しかし、日本では、この「Uber」という一般の方がタクシードライバーとなって、乗客を運ぶサービスは、ございません。

 

日本では行われていない理由といたしまして、日本のタクシーに関する法律の関係がございます。道路運送法の第四条一項では、「一般旅客自動車運送事業を経営しようとする者は、国土交通大臣の許可を受けなければならない。」と定められております。

 

つまり、日本国内で、お客さんを乗せるタクシーを行うためには、国土交通省の許可が必須であります。皆様の町中で見かけるタクシーには、緑色のナンバープレートを付けておりますが、まさに許可を受けている証であります。

 

一方で、許可を貰わずに、お金をいただいてお客を乗せる、いわゆる「白タク」行為は禁止されております。仮に違反した場合には、道路運送法第97条より、1年以下の懲役または、150万円以下の罰金、あるいは、両方が科されます。

 

そのため、日本では一般の方がタクシードライバーとなる「Uber」のサービスは、現時点(2021年2月時点)では、展開されておりません。しかし、その代わりに「Uber Taxi」というものは、存在します。

 

「Uber Taxi」は、「Uber」と同様に、アプリを使い、好きな場所にタクシーを呼ぶことができるサービスでありますが、こちらでは、それぞれの地域のタクシー会社と提携しており、タクシー会社のタクシーに乗ることができるサービスであります。

 

一見普通のタクシーと変わらないサービスのように感じられると思いますが、この「Uber Taxi」では、タクシーから降りる際にいちいち支払う手間が無くなります。アプリ上にクレジットカードを登録し、そこで決済が行われるため、タクシーから降りる際に、財布を出す必要はありません。

 

法律の関係上、現在日本では「Uber Taxi」の方しか存在しませんが、「Uber」が登場することで、日本のタクシー事情が大きく変わっていくのではと思います。今後、法改正の動きが出た時には、注目していきたいところであります。

 

Uberのビジネスモデル

 

 一方で、皆様がUberと聞いて、どちらかと言えば馴染みがあるのは、ここまで解説してきたタクシーサービスよりも「Uber Eats」であるかと思います。ここからは、「Uber Eats」に関して説明していきます。

 

Uber Eatsとは、アプリを利用して、好きな飲食店の食べ物を注文し、自宅や職場など好きな場所に配達してくれるサービスであります。そして、その配達員ですが、一般の方が誰でもやることができます。車や車の免許が無くても、バイクや自転車を持ち、さらに、食べ物を運搬するための専用のリュックがあれば誰でも「Uber Eats」の配達員をやることができます。

 

また、この食べ物を運ぶためのリュックですが、「Uber」の会社にデポジット4000円払うことで、「Uber Eats」のロゴ入りのリュックをいただけます。このデポジットは、配達員を辞める際に、返金してもらうことができます。

 

しかし、現在(2021年2月時点)は、新型コロナウイルスの感染拡大により、このリュックを受け取ることのできる「Uber Eats」のパートナーセンターが閉鎖されております。そのため、「Uber Eats」のロゴ入りのリュックは、Amazonを通じて購入するか、あるいは、その他デリバリー用のリュックを購入する形になります。

 

どうしても温かいご飯を運ぶ関係上、専用のリュックが必要となりますが、それが手に入ってしまいば、すぐにでも配達員になって稼ぐことができます。お店側の利益や配達員の報酬のシステムですが、売り上げ全体の35%を「Uber」の会社と配達員で分け合う形になります。例えば、配達料込みで2000円の商品の注文が入った場合に、1300円が店側に入り、残り700円を分け合います。

 

配達員は、1回あたり平均で500円をもらうことができます。また、一定期間内に、大量に配達を行なったり、あるいは、ピーク時間に配達を行うことでインセンティブをもらうことができます。このように、「Uber Eats」では、誰でも気軽に配達員を始めることができ、なおかつ、沢山配達を行うことで稼ぎを大きくすることができます。  

 

UberEatsのビジネスモデル1

UberEatsのビジネスモデル2

 

もう一つだけ、Uberのサービスとして紹介いたしますのは、「Uber Freight」であります。こちらは、前述の「Uber」や「Uber Eats」と似たようなシステムで、運送業者バージョンであります。

 

もう少しわかりやすく説明していきますと、荷物を運んで欲しい人と荷物を運ぶ人をつなげていくのが、こちらのサービスであります。荷物を運んで欲しい人は、荷物の行先や日付、価格を「Uber Freight」上に入力していきます。あとは、運んでくれる人を待つだけです。

 

対して、荷物を運ぶドライバーの方は、アプリ等を使い、配送の仕事を探していきます。目的地や配送期限などを見て、自分に合うものを探していき、画面をタップしていくことで、配送の仕事を受けることができます。

 

この運送のサービスは、現在アメリカやカナダ、ヨーロッパで既に導入されております。残念ながら、日本には未だ上陸しておりません。しかし、日本にこの「Uber Freight」が登場するのも時間の問題であるかと思います。

 

近年、日本の運送業では、深刻な人手不足が叫ばれております。このままの状況が続きますと、運ぶ荷物が沢山あっても、運ぶ人がいないというような状況が出てくる可能性がございます。

 

そこで、役立ってくるのが「Uber Freight」であるかと思います。これが導入されていくことで、誰もが簡単に配達業者になりお金を稼ぐことができて、しかも、運び手がいなくて困るというような事態も解消されていくかと思います。

 

ここまでUberの一連のサービスを見てきました。察しの早い方は、Uberがどうやって儲けているかお分かりいただけたと思います。Uberが直接何か商品やサービスを提供するわけではありません。「Uber」では、インターネットを通じて、ある問題を抱えている人とその問題を解決する方法を持っている人を繋げる、マッチングしてあげるプラットフォームを持っております。

 

要するに、何かしら問題とその解決策を持っている人同士を繋げてあげて、そして対価として手数料を受け取っているのが彼らであります。

 

さらにこのUberのように、個人や企業が、空いているモノやサービス(時間) などを、それを必要としてる人・企業との間で、交換・共有していくことを「シェアリングエコノミー」と言います。

 

※空いている“場所”、または“専門的な知識・経験”などを、それを必要とする人の元へ届ける「シェアリングエコノミー」として、Airbnbがございます。こちらに関しては、下記の3つの記事で「Airbnb」に関して詳しく解説しております。

【次世代の副業】Airbnbの登録方法から稼ぎ方まで徹底解説!

Airbnb民泊で収入が10倍アップする稼ぐコツを大放出!

【人気急上昇】Airbnb体験で高収入ゲットのマル秘ポイントとは?

 

 

誰も知らなかったUber誕生のエピソード

では、このような「Uber」のサービスがどうやってできていったのか誕生の歴史について見ていきたいと思います。実は、「Uber」は、創業者の思わぬ体験から突然ヒントが湧いて誕生しました。全ての始まりは、2008年の夏でした。創業者の1人である“ギャレット・キャンプ”がアメリカ・サンフランシスコのベイエリアでタクシーを待っている時にちょっとした事件が勃発しました。

 

キャンプは、タクシーを事前に予約しており、来るのを待っておりましたが、30分経っても未だ来ませんでした。すると、予約した会社とは、別の会社のタクシーが近くにやって来るのを見て、彼はその別の会社のタクシーに乗り込みました。

 

しかし、乗り込んで数分後に元の予約したタクシー会社より電話が来て、居場所を尋ねられました。そこでキャンプは、別の会社のタクシーに乗ったと答えました。このような予約したタクシーに乗らず、別の会社のタクシーに乗るという出来事は、キャンプ自身の中では、日常茶飯事になっていきました。

 

キャンプからしたら、別のタクシーも上手く使うことで、早く移動できていいと思います。しかし、タクシー会社からしたら、何度も予約をドタキャンされてしまっては、困ってしまいます。そして、彼のこの行為に見かねた複数のタクシー会社は、彼をブラックリストに入れました。

 

そのため、キャンプがタクシー会社にどんなに連絡しても電話に出ないというふうになりました。ある晩に、デートに遅れてしまい街角で立っている時に、突如ヒラメキました!彼は、2008年の夏に発売されたばかりのAppleのiPhoneを見ました。

 

そのiPhoneは、GPS対応であったため、電話をしなくても、ボタンを押せばその場所にタクシーで来てもらうようなサービスができると思いつきました。ヒラメキは、これだけに留まらず、今度は、iPhoneの加速度センサーに目を向けました。

 

加速度センサーによって、車の位置だけでなく、車の移動速度も追跡できることに気づきました。これらのテクノロジーを活用することで、タクシーの時間と価格を示す地図を生み出せて、さらにドライバーと乗客を結びつけるようなサービスができると考えました。

 

その後キャンプは、このアイデアを友人に話しました。さらには、2008年8月に、『UberCab.com』というドメインを取得し、着々とサービスを立ち上げるために動き始めました。

 

12月には、パリで行われる「LeWeb」という有名なデジタルイノベーションに関する会議に、キャンプは参加しました。そこで、後の「Uber」の共同創業者になる“トラビス・カラニック”に出会います。キャンプは、カラニックに対して、延々に「Uber」の構想について話しました。すると、カラニックもその話に乗り始めました。

 

そして、大晦日に、キャンプはまたまた思わぬヒラメキを手に入れます。彼と友人でプライベートドライバーを雇い、移動しておりました。しかし、プライベートドライバーの費用は、なんと800ドルと超高額でした。その後、なんとか輸送コストを削減する方法はないのかと考えました。

 

すると、彼は、より手頃にタクシーを利用する方法として、『多くの人とタクシー代を分け合うようなサービスを作っていけばいい!』と思いつきました。そして、ここまでできたアイデアを元に、キャンプは、「Uber」のサービスをパリで出会ったカラニックと共に立ち上げることにしました。

 

2009年の3月には、キャンプは、カラニックと共に「Uber cab」 という会社が設立し、さらには、ボタンをタップするだけで配車できるスマートフォン用のアプリも開発しました。

 

その後、2010年まで長期間に渡り、サービスのテストが行われ、遂に2010年の5月に、アメリカのサンフランシスコにて、「Uber」のサービスのベータ版がリリースされ、7月に正式にリリースされました。キャンプの思わぬ思いつきから2年をかけて「Uber」は世の中に出ることになりました。

 

また、同じ年の10月に会社名を「Uber cab」から現在の「Uber」に変更しました。さらに、125万ドル、日本円換算すると約1億3千万円の資金調達に成功し、拡大していくための準備を着々に整えていきます。

 

翌年の2011年には、サンフランシスコ以外の都市への進出を遂げていきます。ニューヨーク、シアトルとアメリカ国内にも広がっていき、そして、12月には、フランスのパリにも進出し、国際的にも拡大を見せていきます。

 

このように急速に拡大していた要因として、自分の居場所にタクシーが呼べる、スマホのアプリで決済が完了するという手軽で、利便な所が利用者に評価されていきました。また、多くの人々が、スマートフォンを持ち歩くようになったことも、拡大を推進させた要因であります。

 

その後も、インドや中国、南アフリカなど世界全体に「Uber」は、広まっていきました。2013年には、純利益は、約1億ドルに、その後も着実に成長を遂げて、2019年には、約130億ドルもの純利益をあげることになりました。日本円に換算すると、約1兆3千億円にもなります。

 

2020年は、コロナ禍の影響を受け、約110億ドルに留まりましたが、2009年の会社の立ち上げからわずか10年で、世界有数の大企業に成長していくことになりました。

 

また、日本では、2013年頃より「Uber」が進出し始めるも、タクシーに関する法律の影響により、展開が難しくなりました。しかしながら、フードデリバリーサービスの「Uber Eats」は、思わぬ広がりを見せていきました。

 

2016年より、日本で「Uber Eats」が始まりましたが、サービス開始直後は、東京都心のみでしかサービスが存在しなかったことから知名度は、低いものでした。しかしながら、徐々に、サービスの利用できる地域や店舗が拡大していき、2019年には登録店舗は、1万店舗にもなりました。

 

ただ、これら動きは、序章にすぎません。2020年に入り、新型コロナウイルスが流行することになり、多くの人が、家で過ごす時間が増えました。しかし、これが「Uber Eats」にとって爆発的に拡大するきっかけとなりました。

 

いわゆる「巣ごもり需要」によって、利用する人が、爆発的に増えました。背景を見ていきますと、外に外出し、外食することが難しくなったり、家でテレワークなど、仕事をすることが多くなり、家事の手間を軽くするために利用したりするようになったために利用者が増えていきました。

 

また、増加したのは、利用者だけではございません。配達員も増えました。その要因としては、コロナ禍で会社の経営が悪化し、解雇された人が気軽に始められる「Uber Eats」の配達員に流れ込んだことが大きな要因であります。

 

ここまで、「Uber」の誕生から拡大し、今に至るまでの歴史を見てきました。創業者の思わぬ思いつきが巨大なサービスへと膨らんでいきました。

 

創業者のキャンプは、iPhoneを見て、その機能を上手く活用できないか考えたり、あるいは、ドライバーに高額の費用を支払った失敗を踏まえて何か費用を削減する方法はないか考えたり、など目の前にあるリソースや体験から、「Uber」を導くことになりました。

 

皆様が今手元に持っている媒体、あるいは、今目の前にあるものも活かしていけば面白いことができるかもしれませんね。 

 

Uberの歴史

 

 

 

Uber Eatsで収入も時間も自由になれるのか?

ここまで、「Uber」のサービスの仕組みから誕生記を見ていきました。これで皆様も「Uber」のウンチクを色んな人に語ることができるかと思います。ここからは、少し話題を変えて「Uber」で働くことに関して考えていきたいと思います。

 

「Uber」では、自らがドライバーや配達員になり、お金を稼ぐこともでき、さらには、仕事を行なった分だけ収入が得られたり、労働時間が決まっておりません。一見、「Uber」で働くことで収入も時間も自由になっていくように感じられるかもしれませんが、果たしてそれは本当なのかどうか見ていきます。

 

また、日本国内では、現時点(2021年2月時点)で「Uber」のサービスが大きく展開されていないことから、『Uber Eatsの配達員として働くことで収入も時間も自由になれるか?』に焦点を当てていきます。

 

 

Uber Eatsで働くメリット

まずは、「Uber Eats」の配達員として働くメリットを見ていきたいと思います。大きなメリットとしてこの3つが挙げられます。

  • 働く時間や場所が自由
  • やった分だけ収入が得られる
  • 人間関係の問題が起きにくい

 

それでは順番に見ていきたいと思います。1つ目のメリットとして「働く時間や場所が自由」ということです。「Uber Eats」で、配達員として働く際には、スマートフォンにアプリをDLして、アプリを「オンライン」の状態にすることで仕事を受けることができます。

 

「オンライン」の状態になっている配達員に、配達の依頼が来るシステムになっております。会社やアルバイトのように『〇〇時~〇〇時働け!』というわけではなく、自分自身の好きなタイミングで働けます。

 

働きたい時にアプリを立ち上げて、そうでない時は、アプリを切っておくことで、自分自身で働く時間を選ぶことができます。さらには、「Uber Eats」では、特に働く場所も指定されておりません。

 

例えば、東京に家があり、東京周辺で配達員やっている人でしたら、週末は、遠征して大阪で配達員をやることも可能です。大阪の現地で自転車を借りたり、あるいは、バイクで行ったりすることで可能であります。

 

また、働く場所を指定されていないことを利用して、中には全国各地を巡り、旅をしながら働く方もいらっしゃるそうです。このように、働く時間も場所も自由に行えるというのが、魅力の1つであるかと思います。

 

2つ目のメリットとして、「やった分だけ収入が得られる」ことです。「Uber Eats」では、「時給1100円」など、時給や固定給があるわけではなく、仕事を受けた分だけ収入を得ることができます。

 

1回あたりの配達で平均して約500円の配送料を受け取ることができ、さらには、配達にかかる距離が遠ければ遠いほど、受け取れる額が変わっていきます。また、配達のたびにもらえる配送料が上乗せされるインセンティブも存在します。

 

注文の多い時間帯や場所で、配送料が1.1倍など一定の倍率で増額する「ブースト」、一定の配達回数をこなすと追加報酬がもらえる「クエスト」、注文数が増加したエリアに多めの配送料が設定される「ピーク料金」があります。

 

これらのインセンティブを上手く把握し、高い配送料がもらえるタイミングで、たくさん配達の依頼をこなしていくことが、「Uber Eats」で稼いでいくカギであります。実際に、このような配送料の仕組みをしっかり把握しているような上級者ですと、1日で2万5千円を稼いだり、さらには、月で20万~30万も稼ぐ人もいるそうです。

 

※インセンティブの恩恵を受けますと、『いっぱい稼げてよっしゃ!』と興奮し、私たちの脳内では、「ドーパミン」が放出されていきます。実は、この「ドーパミン」ですが、取り扱いに間違えると落とし穴にハマることになります。こちらの記事で、詳しくドーパミンに関して説明しておりますので、今一度確認いただければと思います。

リピーターを10倍増やすドーパミンマーケティングとは?

 

3つ目のメリットといたしましては、「人間関係の問題が起きにくい」ことです。皆様もお仕事されていて『あの上司嫌いです!』『部下がどうしようもなくて…』と悩まれた経験があるかと思います。

 

「Uber Eats」では、基本的に個人で配達の依頼をこなしていきます。そのため、上司や部下などといった人たちはいません。ですから、人間関係による煩わしいトラブルは、起きにくいかと思います。今まで、人間関係で悩んできた人や繊細でなかなか人と関わりにくい人でしたら、取り組みやすいかと思います。

 

UberEatsで働くメリット

 

 

Uber Eatsで働くデメリット

ここまで、配達員として働くメリットを見ていきました。『なんか、収入も時間も自由そうじゃん!』と思われたかもしれません。しかし、これから説明していくことを聞きましたら、考えが全く違うものになるかもしれません。

 

大きなデメリットとしてこの3つが挙げられます。

  • 沢山稼ぐのにコツがいる
  • 肉体労働で、危険が伴う
  • 長期的に仕事があるか、あるいは、仕事をできるか不透明

 

デメリット1つ目の「沢山稼ぐのにコツがいる」ということについてご説明してまいります。前述でもお伝えしましたが、「Uber Eats」で高収入を上げていくためには、ただ単に沢山配達を行うだけでなく、インセンティブを活用していく必要性があります。

 

いつの時間帯に配達の依頼を受けやすくて、しかも沢山の配送料をいただけるか、あるいは、いつの時間帯・どの場所が、配達の依頼は少ないか、などなど、様々な高収入を得ていくための“コツ”を身につけていく必要があります。

 

また、会社でしたら仕事がわからない時には、やり方を質問できるような上司・同僚はいますが、「Uber Eats」では、個人での活動が基本のため、なかなか質問しようがないかと思います。

 

そうなりますと、個人で色々沢山稼ぐために、試行錯誤を重ねていくしかないかと思います。

 

2つ目は、「肉体労働で、危険が伴う」ことです。「Uber Eats」では、食べ物を運ぶためにどでかいリュックを背負うため、一日中配達員をすることになりますと相当な体力を消耗することになります。また、自転車やバイクを降りて、歩く場面も多くありますので、足腰にも相当なダメージを負うことになります。

 

さらに、自転車やバイクでデリバリーを行うため、交通事故と隣り合わせとなります。事故に巻き込まれるだけでなく、事故を起こす加害者側になるケースもあります。どうしてもフードデリバリーということで、できる限り早く配達することが求められていくかと思います。

 

そのため、早く配達することを意識するばかりに、周囲への注意が薄くなり、事故を起こしやすく、あるいは、事故に巻き込まれやすくなります。このようなリスクが伴うということもあるということは、重々念頭に入れておきたいところです。

 

3つ目は、「長期的に仕事があるか、あるいは、仕事をできるか不透明」である点です。現在(2021年2月時点)では、コロナ禍の巣ごもり需要により、利用される方は沢山います。そのため、配達員の仕事も多くあります。

 

その一方で、実は、配達員も急増しております。その要因としては、コロナ禍による企業の経営悪化により、雇用の維持が難しくなり、失業者数が増加しております。そういった職を失った方々が、気軽に始められる「Uber Eats」の配達員に流れ込んでおります。

 

人々が家の中にいる時間が長いうちは、配達の依頼は多くやってくることは思います。しかしながら、仮に感染拡大が収まりましたら、配達の依頼の数に変化が出る可能性は高いと考えられます。『「Uber Eats」のデリバリーは便利!』ということは、このコロナ禍で多くの方々が実感されているため、「Uber EATS」で配達を頼む人が、大きく減るといくことはないと思います。

 

ただ、「Uber Eats」のデリバリー以外に、外食をするという選択肢が復活しましたら、そちらに流れる人が出てくるため、どうしても配達の依頼が減るということは避けられないかと思います。

 

そうなりますと、配達員1人1人が受けられる配達の数が減ることになり、収入も減少していく可能性があります。

 

一方で、前述でもお伝えしましたが「Uber Eats」のデリバリーは、かなりの肉体労働であります。体力のある若い方でしたら、簡単にこなしていけるかもしれません。しかし、どうしても私たちの体には、“衰え”が出てきます。

 

そのため、10年後、20年後には、同じように配達の仕事をこなしていくことが難しくなるかと思います。今は、1日8時間近く配達をこなせたとしても、将来的に同じように働けるかと言いますと可能性としては、低くなるかと思います。

 

そのため、配達の依頼を受けられる数が減り、それに伴い収入も減ることになります。

 

UberEatsで働くデメリット

 

 

本当の自由は手に入れられるのか?

ここまで「Uber Eats」のメリット・デメリットの両面を見てきました。後半のデメリットの方を見て、ちょっと背筋がゾクゾクされた方がいらっしゃるかもしれません。ただ、「Uber Eats」は、時間に融通を聞かせることができたり、働いた分だけ収入をいただけることから、企業などに雇われて働くということよりは優れている面もあります。

 

自転車やバイクの運転が好きな方、体力に自信があってちょっと小遣い稼ぎをしたい方、学生の方などが、一時的に行う分には、いいと思います。ただ単に、人から仕事を指示されてこなしていくのではなく、個人で色々考えながら行ったり、あるいは、色んな場所にいけたりできる点も「Uber Eats」のいいところであります。

 

しかし、やはり10年、20年という長い目で見ますと、厳しい面があるかと思います。収入面や体力面で将来的に大きく変動する可能性がありますので、「Uber Eats」だけでメシを食っていくとなると難しくなっていきます。

 

そうなりますと、本当の意味で長期的に収入や時間の自由を得ていくためには、別の方法を考えていく必要性がございます。その方法に関しては、後ほど紹介していきます。

 

 

まとめ

今回は、「Uber」が持っている主なサービスの仕組みの紹介から、「Uber Eats」を通じて働くことに関して検討していきました。普段TVやSNSなどで、「Uber」または「Uber Eats」に関して、耳にする機会が多いかと思いますが、ここまで深~いところまで知る機会は、初めてであるかと思います。

 

皆様それぞれ立場があると思いますが、今回の話を聞いて、自身のビジネスに関して新たな発想を得たり、あるいは、「働く」ということに関して今一度考え直すキッカケになっていけばと思っております。

 

最後までお読みくださりありがとうございました。

 

 

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監修者:河本真(Shin Kawamoto)

監修者:河本真(Shin Kawamoto)

1988年生まれ。大学在学中に起業をし、得意とするニッチビジネスを元に、電磁波シールドパンツや、マイルをお得に使った旅行術を教えるオンラインスクール、メンズ性教育スクール、通わない小顔サロン、などの多岐に渡る分野で「働かないけどお客様に最大限に貢献する仕組み」を構築。1日3時間しか働かないことをモットーに2013~2019年まで家族で世界中を旅するライフスタイルをエンジョイ後、北米に移住。現在は複数の会社を経営し、海外にも進出している。グループ会社には、映像制作会社や、オンラインヒーリングサロンを展開する会社などがある。

独自の「ゴキゲン主義」を元に、センスよくとにかくゴキゲンなライフスタイル(ゴキゲンな自己満足の副産物として結果、人に貢献して喜んでしまうような循環や仕組み)を楽しむ人が世界中に増えるよう様々な角度とアプローチで日々活動中。TEDxに2019年に登壇、自身で開発した電磁波を99%シールドする「スゴイパンツ」は、2021年雑誌『Tarzan』にも紹介された。著書に『働かない働き方。』(パブラボ)など。

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