私たちの脳内では、“ドーパミン”という快楽物質が常日頃より働いております。大会で優勝した時、プレゼンが上手くいった時、恋愛をしている時などに、ドーパミンが分泌され、私たちは、気持ち良さを感じることができます。
このドーパミンは、日常的に活用していくことで、仕事や日々の生活の質を向上させることができます。しかし、それだけでなく、実は集客やマーケティングにもこのドーパミンを生かすことができ、より熱狂的なファンのようなお客様を集めることができます。
そんな「ドーパミンマーケティング」を今回皆様に伝授していきたいと思います。今すぐ、自分のビジネスや副業のリピーターを増やす方法を知りたい方は、ぜひ最後までお読みいただければと思います。
※ドーパミンだけでなく、人間からは様々なホルモンが分泌されます。そんなホルモンたちの上手い活用法に関しては、2つの記事で学べます。
目次
日常や仕事を劇的に向上させるドーパミンとは?
まずは、「ドーパミンマーケティング」の説明を行なっていく前に、そもそも“ドーパミン”は、どういうものであるのかしっかり全体像を見ていきたいと思います。これを読んでいけば、皆様も「ドーパミン博士」であります。
脳内でのドーパミンの役割
ドーパミンとは、神経伝達物質の一種であり、脳内の神経細胞(ニューロン)間で伝達を行う際に用いられ、私たちに“やる気”を沸かせたり、“快楽”を感じさせるものであります。ただ、「神経伝達物質」や「神経細胞」という言葉を聞き、頭を抱えている方がほとんどだと思いますので、もう少しわかりやすく説明します。
私たちの脳は、ニューロンと呼ばれる神経細胞によって構成されております。日々この神経細胞らが、信号のやり取りを行い、脳内での情報の伝達が行われております。この情報伝達により、目の前の世界を認識したり、記憶したりということが可能になります。
そして、ニューロンと他のニューロンが接する部分をシナプスと言います。ただ、このシナプスの間には隙間があります。いわゆる“シナプス間隙”であります。この隙間を行き来するのが、神経伝達物質であります。つまり、神経伝達物質は、ニューロン同士の仲介人のような役割を担っていき、ニューロン同士の情報伝達を円滑にしていきます。
そんな神経伝達物質には、複数の種類があり、今回紹介する“ドーパミン”、“セロトニン”、“アドレナリン”があります。また、神経伝達物質は、興奮性と抑圧性の2種類に分けられ、それぞれの効果と分類は、以下の通りです。
興奮性神経伝達物質・・・神経を興奮させる 例:ドーパミン、アドレナリン
抑圧性神経伝達物質・・・興奮した神経を鎮める 例:セロトニン
ドーパミンの恐るべき働き
ここまでの説明で、“ドーパミン”の大枠は分かってきたところであるかと思います。要するに、脳内の神経細胞(ニューロン)の仲介する役割を担い、脳内の神経を興奮させるようなものがドーパミンであります。それでは、もう少しドーパミンの具体的な話に入っていきたいと思います。
ドーパミンは、中脳にある腹側被蓋野、黒質という部位より分泌されます。それぞれ分泌される場所によって、このドーパミンの働きが変わっていきます。中脳の腹側被蓋野より分泌される“ドーパミン”は、私たちに快感や高揚感を抱かせてくれます。
例えば、ギャンブルで大当たりしたり、酒を飲んだり、あるいは、誰かに恋した時や食べ物を食べた時に、腹側被蓋野よりドーパミンが放出されて、快感を得ることができます。
ただ、気をつけて欲しいことは、この“腹側被蓋野”から放出されるドーパミンの快感に依存してしまう人が出てしまう場合があります。アルコールやギャンブル、セックスなどの依存症があることは、皆様もご存知であるかと思いますが、依存してしまう原因は、このドーパミンの機能にあります。
アルコール摂取やギャンブルを行うことにより、脳内に刺激が入り、ドーパミンの分泌が促され、私たちは快感を得ることになります。そして、その快感を脳内にある“大脳基底核”という部分が『もう満足しました!』と感じることで、一度高まった気分は抑えられていきます。
しかしながら、高頻度で酒を飲んだり、ギャンブルを行なったりすることで過剰にドーパミンが分泌され、そうなりますとストッパーの役割を担う“大脳基底核”の動きが追いつかなくなります。
やがて、過剰なドーパミンの分泌によって、脳内が麻痺し、ドーパミンが十分に出ているのも関わらずに『全然足りないわ!』という欠乏状態に陥ります。そんな状態から脱するために、ドーパミンを補おうとして飲酒やギャンブルを繰り返してしまう依存症になってしまいます。
また、最近ですと“SNS依存症”もありますが、これもドーパミンの動きが原因であります。SNS上でいいねが付くことで、私たちの脳内からドーパミンが分泌されます。いいねの数が多ければ、多いほど沢山のドーパミンが分泌されます。
ただ、過剰に分泌されると、やがて脳内が麻痺し、『ドーパミンが足りないわ』という状態に陥ります。そして、何とか足りないドーパミンを補おうとして、SNSにのめり込んでしまうのです。ですから、過剰に興奮するような行為には、依存してしまう可能性がありますので注意が必要です。
対して、中脳の黒質から出るドーパミンは、少し違う役割を担います。黒質から分泌されると、大脳の線条体という部分に運ばれていきます。線条体は、私たちの体の動きや働きの調節役で、運ばれてくるドーパミンを利用して、全身へ運動指令を出していきます。
つまり、黒質から出るドーパミンは、体の動きに対して大きな影響があります。一方で、この黒質からやってくるドーパミンが不足している状態ですと、動作が遅くなったり、手足が震えたりと、いわゆる“パーキンソン病”の症状が出ます。
“パーキンソン病”は、ドーパミンを分泌する黒質の神経細胞の減少が原因ですが、そもそもなぜ黒質の神経細胞が減少するかは現時点では、明らかになっておりません。
身近に潜むドーパミンの罠
ドーパミンの実態が少しづつ分かってきたところで、もう少し身近なところに目を向けていきたいと思います。ドーパミンによって、私たちの行動は、大きく左右されていきます。
例えば、『好きな食べ物を食べたいな~』『この商品を買ったら幸せな気分になれるかな~』など、日頃から選択を考える機会があると思います。最終的には、『これ食べる!』『購入します!』と意思決定を行いますが、この意思決定に影響を与えるのが“ドーパミン”であります。
ドーパミンが分泌されることで、私たちは快感を感じることになります。日頃から、より沢山のドーパミンを感じるために選択を行なっております。つまり、最終的に快感が得られるかどうかが、私たちの意思決定の基準であります。
街中でオシャレなバッグを見た時に、衝動買いしたり、あるいは、コンビニでスイーツを見ていたら買ってしまったりするのも、脳がドーパミンを欲しがるからであり、私たちの理性までも弱くしてしまいます。
また、アイドルの追っかけの方がいらっしゃるかと思います。『ライブ全部行きます!』『DVD・CD全部購入します!』という熱烈な方が出るのも、このドーパミンのしわざであります。脳内から大量のドーパミンが出るからこそ、行動力が高まっていきます。
自分の中では『好きなアイドルのために、追っかけやっています!』と認識していても、実際の所は、脳内に分泌されるドーパミンを得るために、追っかけの行動を行なっているのです。
ここまでの話を少し整理していきますと、私たちの日々の行動は、ドーパミンが得られるかどうかで左右されます。より多くのドーパミンが得られるような選択を取っていきます。また、多少時間やお金がかかるようなアイドルの追っかけなどを簡単にできるようにしてしまうのも、沢山のドーパミンが得られるからであります。
これで皆様もカナリの「ドーパミン博士」になってきたかなと思います。私たちの日頃の行動に大きく影響をもたらすのが、このドーパミンであります。既に、お気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、ドーパミンを皆様のビジネスでも上手く取り入れていくことができます。
もしご自身でビジネスを行っている方でしたら、お客様をますます増やし、そして商品やサービスの虜にさせてしまうことも、ドーパミンによって大いに可能であります。
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次世代の集客:ドーパミンマーケティングとは?
今回は、ドーパミンをビジネスに組み込んでいく方法の中でも、「ドーパミンマーケティング」を紹介していこうと思います。お客様が欲しがるような商品・サービスを提供するための仕組みを作っていく“マーケティング”ですが、やり方次第では、集客や売上に大きな影響を与えていきます。
そんなマーケティング中でも、「ドーパミンマーケティング」では、お客様の脳内で“ドーパミン”が放出されるような試みを行っていきます。そのため、生み出される成果が、従来とは全く違うものになり、熱烈なリピーターを生み出すことができます。
市場調査を行い、分析結果を元に商品を開発し、お客様に購入していただくまでの活動全般を“マーケティング”と言いますが、ネットやSNSの発達により、オンラインでマーケティングが行われる機会が多くなりました。さらに、最近ではAIが登場し、ますますマーケティングの形は、変わっていくと思います。
しかしながら、変わらないものがあります。その1つが、私たちの脳の働きであります。実は、お客様が思わず購入してしまうような、そんなマーケティングを行うことと、お客様の脳内で“ドーパミン”が放出されることは密接な関係があります。
つまり、私たちの身近では、お客様の脳内でドーパミンが放出されるようなマーケティングが行われております。商品を売る側である企業は、自社の商品・サービスを繰り返し買っていただくことを目標にしております。
もし、企業が良い商品・サービスを届けることができたら、お客様は、『買って良かった!』『これは良いサービスだ!』と気持ち良さを感じることができます。この時に、彼らの脳内ではドーパミンが放出されます。
前半の説明で「ドーパミン博士」になった皆様でしたら、この後の展開が分かるかと思います。私たちは、常日頃からドーパミンによる快感を求めて行動しております。ですから、ある商品を一度購入し、ドーパミンが出ることで、またその商品を再度買おうとしてしまいます。
なぜなら、その商品を買うことで、快感を得られると分かっているからです。このように、お客様の脳内に一度ドーパミンを放出されるような商品やサービスを提供できますと、繰り返しの購入に繋がっていきます。そして、一度購入したお客様と長い付き合いを構築していくことができます。
ここまでの話を整理していきますと、「ドーパミンマーケティング」では、お客様の脳内で“ドーパミン”されるような良い商品・サービスをお客様に提供することを意識し、結果として繰り返し購入するような熱烈な“リピーター”を生み出していくことができます。
リピーターを呼び起こす方法とは?
では、商品やサービスの熱狂的ファンを生み出すような「ドーパミンマーケティング」を行っていくために、具体的にどんな方法を行っていけばいいか説明していきます。また、皆様に少しでも理解を深めていただきたいので、実際に企業が行っている方法も交えながら解説していきます。
①無料お試しで心も脳も掴め!
「ドーパミンマーケティング」の1つ目として紹介しますのは、お客様に無料お試しを提供することです。よく化粧品や健康食品の無料サンプルであったり、スーパーで試食販売が行われたりしていると思います。
『ついつい“無料”だから…』と無料お試しを受けたことのある方が、ほとんどであるかと思います。
無料お試しでは、まず無料という言葉にお客様が惹きつけられていきます。そして、お試しの商品やサービスを提供することで、お客様の脳内でドーパミンが分泌されます。一度ドーパミンが放出されますと、その商品・サービスを購入したくなるのが、私たち人間です。さらなるドーパミンを求めて、購入を行います。
皆様も百貨店の化粧品コーナーで『無料で試しませんか?』と声をかけられ、試してみたらいい気分になって思わず買う予定の無かった化粧品を買ってしまったという経験がある方がいらっしゃるかもしれませんが、それは、ドーパミンの仕業であります。
ですが、皆様もこのような無料のお試しをお客様に対して行い、ドーパミンを放出させることで商品の購入に繋がり、さらには、熱烈なリピーターを生み出していくことが可能であります。
では、実際に企業が行っている例を見ていきたいと思います。皆様もご存知の「マクドナルド」では、ナ、ナント定期的に“無料”でコーヒーを配っております。キャンペーンであったり、クーポンを配布したりなど、あの手この手で無料のコーヒーを配っています。
※2018年実施のキャンペーン
皆様も、もらった経験のある方がいらっしゃると思います。実は、この試みは、マックが利用客を増やす、または、ハマるような人を増やす戦略であります。『無料でコーヒが飲める!』という話を聞くと、もうそれを耳にしただけでも喜ばれる方がいらっしゃるかと思います。
この時に既に、ドーパミンが出始めております。そして、マックのお店に行き無料のコーヒーを受け取ることで、嬉しさやお得感を味わえ、それと同時にドーパミンもどんどん出ていきます。
しかし『無料でコーヒー飲むだけじゃ申し訳ないな…』と罪悪感を抱く方もいらっしゃると思います。そこで、コーヒーと一緒にハンバーガーやポテトなどをついつい別のメニューを頼んでしまうと思います。
最終的には、無料でコーヒーを飲めて、バーガーも食べて満足ということで、ドーパミンもますます放出されていきます。そして数日経ち、たまたまマックを見かけてしまいましたら、入る可能性はかなり高いです。「ドーパミン博士」の皆様でしたら、すぐに理由が分かると思います。
日頃からドーパミンを求めているのが私たちであります。マックで商品を買えばドーパミンが出るというのは、体感しているので、自然にマックに来てしまいます。無料のコーヒーが始まりでしたが、気付いたらドーパミンを求めて足を運ぶようになっていきます。
このように、無料でお試しできるようなサービスの提供によって、ドーパミンが放出され、さらなるドーパミンを求めて有料の商品もどんどん購入するようになっていきます。
このような戦略は、今回紹介したマックに限らず、様々な商売でも簡単に取り入れることができるかと思います。
②ゲーム感覚で貯まるポイントシステム
「ドーパミンマーケティング」の2つ目として紹介しますのは、ポイントシステムです。皆様も日頃のお買い物で、レジの会計で「Tポイントカード」「ポンタカード」などポイントカードを出すと思います。
このお店でのお買い物の際にジャンジャン貯まるポイントシステムでは、主に一定のポイントを貯めると、商品の割引という特典を受けることができるかと思います。割引によりお得感が味わえるだけでなく、ポイントを達成感も味わうことができます。
まさに、このポイントで割引を受ける時に、私たちの中で“ドーパミン”が分泌されます。
また、ポイントを最終的な特典に引き換えるまでの過程で、日々ポイントを貯めていく中でも、『あの商品が安く買えるから貯めよう』『特典がもらえるから貯めよう』など、ワクワクされると思いますが、ポイントをためる道中でも“ドーパミン”が分泌されます。
ですから、お客様がある店のポイントカードを作り、使っていくことで、日々脳内にドーパミンが分泌されるため、そのドーパミンを求めてお店を利用するようになっていきます。たまに、ポイントを貯めることに熱狂的な方がいらっしゃるかと思いますが、それはドーパミンの影響が大いにあります。
皆様の身近なポイントカードの例を挙げますと、“楽天”があるかと思います。“楽天”のポイントカードは、日々の買い物で貯まるだけでなく、楽天市場などオンライン上で買い物する時をはじめ、ホテルや航空券などありとあらゆるの予約の場面や光熱費の決済、さらには投資をする時といった多種多様な場面で貯まっていきます。
さらには、楽天が発行するクレジットカード「楽天カード」では、ポイント還元率は、1%で、100円につき楽天ポイントが1ポイント付与され、1ポイント=1円として利用することができます。ですから、貯まれば貯まるほど日々のお買い物が安くなっていきますので、皆様に多く利用されております。
事実、クレジットカードの中でも、「楽天カード」は、顧客満足度1位を12年連続も獲得しております。そこまで達成できた理由の1つとして、ドーパミンの恩恵が大いにあるかと思います。
楽天のポイントは、多種多様な場面で貯まり、還元率が高いことから簡単に貯まります。簡単に沢山貯まるからこそ、ドーパミンもどんどん放出されていきます。しかも、ポイントでお得に商品を買えるため、ますますドーパミンが出ていきます。
だからこそ、多くの方々が楽天のポイントのサービスを利用されているのであります。このようなポイントシステムは、皆様のビジネスでも導入できるかと思います。楽天みたいなやり方は、資金が無いとできないので難しいと思います。しかしながら、やり方次第では、十分皆様でもできます。
例えば、街のパン屋さんでしたら、500円お買い上げでスタンプ1個、スタンプ10個で500円引き、20個で特製パンを無料でプレゼントのようなやり方ができるかと思います。
商品の購入をする度に、スタンプが貯まるようなポイントシステムでしたら、誰でも始めやすいかと思います。お客様もどんどん貯めて、特典をゲットし、ドーパミンが放出されていき、気づいたら皆様のお店の常連客になっていくかと思います。
③商品やサービスの当たる懸賞を用意せよ
3つ目に紹介いたしますのは、懸賞です。商品のバーコードやシールを集めると、抽選で〇〇が当たるようなキャンペーンがあると思います。ぜひ皆様にもイメージしていただきたいのですが、もし抽選で景品が当たりましたら、嬉しいですよね。
また、懸賞に応募する前も、『当たらないかな~』とワクワクした気分になるかと思います。そんな応募前も当選後もまた“ドーパミン”は分泌されていきます。また、応募に商品のバーコードやシールが必要なキャンペーンでしたら、その商品を買う時にもドーパミンが分泌されていきます。
このような懸賞キャンペーンでもドーパミンが出るため、それを追い求め商品やサービスを買うお客様がいます。皆様のご存知の企業でも頻繁に懸賞を行っている企業があるかと思います。
例えば、長年に行われている懸賞のキャンペーンですと、「ヤマザキ春のパン祭り」があります。こちらのキャンペーンは、1981年よりスタートし、今でも続いている大人気のキャンペーンです。そのため、皆様の中でも『応募した経験あります!』という方がいらっしゃると思います。
この「ヤマザキ春のパン祭り」では、キャンペーン期間内に“山崎製パン”のパンを購入すると、“シール”が付いていきます。それを複数枚集めますと“白いお皿”が必ずもらえるキャンペーンであります。
デザインもよく、丈夫なお皿が貰えることから、毎年春になると応募に向けて、ヤマザキのパンを買い占める熱狂的な方もいらっしゃいます。そんな40年に渡り続いた要因として、そろそろしつこいと思う方もいらっしゃるかと思いますが、“ドーパミン”が要因となっております。
景品である“白いお皿”をゲットした時に一番ドーパミンが放出されますが、その貯めていく過程でも気持ち良さを味わうことができます。皆様のビジネスにおいても、このような懸賞キャンペーンを組み込むことができるか思います。
商品のバーコードやシールなどを集めて応募するようなキャンペーンでもいいと思います。また商品を買わなくても、お店や商品をSNSで紹介したお客様にプレゼントするようなキャンペーンもいいかと思います。
そんなドーパミンがドクドク出る懸賞付きのキャンペーンを“SNS”で行っていく具体的な方法に関しては、こちらの記事で扱っております。ぜひ、こちらも参考にしてくださればと思います。
④刺激的な情報を提供し続けよ!
最後に紹介いたしますのは、刺激的な情報を提供し続けることです。常日頃より、好奇心や期待感が湧くような情報を求めている方が、大多数であり、退屈な日常を望んでおりません。
また、最近では、「FOMO」を気にされる方がいます。この言葉をご存知の方は、カナリの情報通ですが、「FOMO」とは、「Fear of missing out」の略語で、直訳しますと「取り残されることへの恐れ」という意味になります。
今や、ネットやSNSの発達により、皆様の周りでは、沢山の情報が溢れかえっております。そのため、最新情報を知らないことによって、時代から取り残されているように感じ、恐怖を抱きやすくなっております。
最近では、TwitterやInstagramなどのSNSを頻繁にチェックしている人が増え、食事している時までもみている方もいらっしゃいます。それは最新情報を見落とすことによる、取り残されることによる恐れ「FOMO」から逃れようとするためであります。
故に、多くの人々が身の回りの情報に対して、カナリ敏感であり、取り入れたくてしょうがないのであります。そこで、お客様に対して刺激的な情報をアプリのプッシュ通知やメールマガジン、TwitterのSNSなどで、届けていくのはいかがでしょうか。
お客様は、通知やメールなどが届き、確認しようとするたびにどんな情報であるか好奇心や期待感を抱き、そんな時にはドーパミンが放出されていきます。
身近な例ですと、好きな異性から『LINEのメッセージが来ました』という通知が来て、ドキドキするような体験をされたことがあるかと思いますが、このように人が思わず気になってしまうようなメッセージを届けることで、受け取る相手からドーパミンが放出されます。
商品を売る会社からのメッセージの通知にしろ、異性からのメッセージの通知にしろ、同様にドーパミンが放出されていきます。さらに、ドーパミンが一度放出されますと、また欲しがるのが私たち人間ですから、ついつい次のメッセージが気になってしまいます。
このように、情報を発信することによって、お客様から着目を浴び続けることができます。では、お客様が気になる情報発信を絶えずに行っている企業の例を取り上げていきます。ファストファッションブランドの最大手である“ユニクロ”は、この情報発信を上手く行っております。
ユニクロでは、多種多様な方法で情報発信を行っております。ユニクロのアプリやLINEアカウント、Twitter、Instagram、YouTube、Facebookなどがありまして、商品の最新情報に関するメッセージを受け取ることができます。
また、ユニクロのLINEアカウントでは、以下のように通知が来ます。
そして、思わずメッセージをチェックしますと、最新のユニクロの服の紹介がありました。
このように、お客様が気になってしまうようなメッセージを届けることで、受け取るお客様は、ドーパミンが放出されて、また今度メッセージが来ることを期待してしまいます。さらに、ユニクロでは、LINEに限らず、様々なSNSを通じてメッセージを送っているため、より多くの方から注目を受けやすくなっております。
ユニクロのように、沢山のアカウントを運営して、メッセージを送り、お客様からの注目を狙うようなやり方は、企業は無論、個人でも可能であります。なぜなら、たいていのSNSは、無料で利用することができるからです。
LINEも、不特定多数の方にメッセージを送ることのできる「LINE@」というものがありまして、こちらの「LINE@」のアカウントは無料で作ることができ、アカウントを友達登録してくれたお客様に対して最新情報を届けることが可能であります。
ただし、一点だけ気をつけていただきたいことは、【緊急速報】のような刺激的なメッセージを“毎日”送っていますと受け取る相手も、疑いを抱いたり、疲れたりしますので、適度にお客様を刺激するようなメッセージを届けるべきだと思います。
まとめ
ここまで、ドーパミンのメカニズムから熱烈なリピーターを生み出すような「ドーパミンマーケティング」について紹介してまいりました。全般的に刺激的なお話でしたので、ここまで読んできた皆様からもカナリのドーパミンが放出されてきているかと思います。
このドーパミンを用いたマーケティングでは、一度お客様からドーパミンを出させてしまえば、皆様の競争相手からではなく、ドーパミンを求めて皆様の商品・サービスを買いにやってくるようになっていきますので、ぜひ皆様の商売にも取り入れていただければと思います。
最後までお読みくださりありがとうございました。
※この記事を読んで少しでも『タメになった!』『なるほどな!』とお思いでしたら、シェアいただけますと幸いです。今回の内容を1人でも多くの方に届けていけたらと思いますので、ご協力いただけますとMr.M一同大変嬉しいです。
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